ネットビジネスに参入してから、気づけば5年以上

 

当時は同じ情報に熱狂し、深夜まで戦略を語り合い、

成功のイメージを共有していました。

 

けれど現実は流転します。いま振り返ると、

ほとんどの人と連絡が途絶えたのも事実。

 

粗悪・悪質な案件が増えた局面では、疲弊し、撤退していく姿も見ました。

 

本稿は「いま彼らはどこで、何をしているのか」を仮説と観察で整理し、

これから再びビジネスチャンスを掴むための

自戒と行動計画をまとめた個人的な備忘録です。

 

1. 連絡が途絶えた理由—“静かに離れる”という選択

連絡が取れなくなる最大の理由は、

成功・失敗いずれの側にもあります。

 

うまくいった人は発信の重心が事業へ移り、

プライベート化していく。

 

逆に成果が出なかった人は、情報の海から距離を取り、生活を立て直す。

SNSのアルゴリズムやアカウント停止、

連絡先の更新忘れなど技術的要因もありますが、

核心は優先順位の変化でしょう。

 

人は、自分の今を生きるのに手いっぱいになると、

過去のコミュニティから自然に離れていきます。

 

2. 彼らはいま何をしているのか(仮説と実感)

  • サラリーマン(正社員/契約/派遣)へ回帰
    もっとも多いパターン。スキルは無駄にならず、
    SEO/広告/編集/CSなど現場で活かされている。
    安定・福利厚生・社会的信用の再獲得を優先。
  • 中小の制作/広告代理へ転職
    サイト制作、LP改善、運用型広告の内製化支援など、
    かつての「自分案件」を他者のために提供する形へ。
  • 副業で継続
    本業は別に持ちつつ、週末に特化ブログやSNS運用、
    リライト受託など。固定費を上げずに実験を続ける慎重派。
  • 少数の継続成功者
    ルールを守り、地道にドメインを育て、
    テーマ特化で信頼を積んだ人たち。
    速さより継続で勝ったタイプ。
  • ニュース騒動に巻き込まれた人
    過激なプロモや虚偽表示、誤った資金スキームなどに絡み、
    炎上や法的トラブルで名前が出たケースも。
    個人名は挙げないが、線引きの曖昧さが招いた悲劇は確かに存在した。

 

3. 粗悪・悪質案件が増えた時期に起きたこと

参入障壁が低い市場では、短期の金銭誘因が倫理を侵食しがちです。

 

「楽して」「誰でも」「すぐに」といった言葉が流行ると、

検証より熱狂が勝ち、ユーザーの信頼は削られていきます。

 

結果、良心的な発信者ほど撤退し、残るのは声の大きな少数派。

コミュニティは疲れ、読者も疲れ、検索エンジンやSNSの規約は厳格化。

真面目な人ほど消耗していきました。

 

4. 学び:市場が荒れるときに「見失わない」ための原則

  1. 原則1
    一次情報を確認する。
    聞いた話の又聞きで動かない。
    契約・仕様・ルールはソースに戻る。
  2. 原則2
    不確実性は“金額”ではなく“行動の設計”で制御する。
    少額テスト、段階投入、撤退基準の先置き。
  3. 原則3
    短期の成績より、長期の評判を重視する。
    広告表記・比較根拠・返金条件—見せるべきを見せる
  4. 原則4:仲間に頼る。孤立は判断を鈍らせる。批判的友人は資産。

 

5. それでも「もう一度みんなで」—再会への願い

時間が経っても、学び合った記憶は色褪せません。

 

個人的には、当時のメンバーとまた会いたい。

成功自慢ではなく、いまの等身大を持ち寄り、

互いの現在地を確かめる会を開きたい。

 

再会の意義は、情報交換だけでなく、

自分の原点を思い出すことにもあります。

 

6. 再度ビジネスチャンスを掴むための実務プラン

  • 小さな再始動
    1テーマ×3記事×1か月のマイクロ検証
    検索意図を1つに絞り、
    結論→比較→FAQ→CTAの型を丁寧に。
  • 信頼を積む運用
    PR表記、実測データ、デメリットの開示。
    “買わない理由”も書く勇気が回り回ってCVRを上げる。
  • コミュニティの再構築
    SNSの公開TLではなく、小さなクローズド勉強会へ。
    週1の作業会+月1の成果発表。
  • キャッシュの健全化
    固定費を上げない。外注は成功報酬か小ロット。
    複数収益源(コンテンツ+受託)のハイブリッドで守りを固める。
  • 倫理のガードレール
    再発防止のためのNGリスト
    (固定利回り、出金制限、誇大比較、実績の捏造など)。

 

7. 「普通に働く」という選択を尊重する

サラリーマンへ戻ることは敗北ではありません。

 

むしろ、生活を立て直し、責任を果たしながら副業で

小さく挑戦を継続できる人は強い。

 

会社で磨いたスキルは、再開時の強力な武器になります。

肩書きに囚われず、自分の軸を取り戻したい。

 

8. 未来へ向けて—静かな再起動

2019年末の今、コミュニティは一度離散しました。

 

それでも、価値のある発信・堅実な検証・誠実な表現は、

いつの時代も回帰します。

 

もう一度、静かに起動しよう。

かつての仲間が別の場所で努力しているのなら、

その背中から学び、こちらも小さく火を灯す。

 

結果で示すという姿勢を忘れずに。

 

9. 行動チェックリスト(明日から)

  1. 旧知の3人へ近況メッセージ(営業ではなく「近況+1つの質問」)。
  2. 1テーマの仮説→リサーチ→構成→初稿→検証までを7日で一周
  3. 公開ページのPR表記・根拠リンク・FAQを点検。
  4. 月末に「やめたこと・続けること・新しく始めること」を3つずつ書き出す。

それぞれの場所で、また会いましょう。次は、焦らず、誇張せず、続けるために。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

関係をつむぐビジネス Business for Society経営の可能性 [ 潜道 文子 ]
価格:3,300円(税込、送料無料) (2025/8/29時点)

楽天で購入