TwitterやFacebook、Lineのビジネス・投資系のグループ等にて

毎月配当を保証した投資案件が数多く紹介されております。

 

2016年くらいからネットビジネス自体が

手間がかかる割には稼げないという事で

短期間でお金を増やす手段として

投資案件が注目されるようになっています。

 

紹介されている投資案件といっても色々と種類があり

個人トレーダーによるFXや株の運用

仮想通貨関連、オーナー案件、不動産投資等

様々な案件が紹介されております。

 

投資自体は興味を持ち取り組むこと自体は

決して悪いことではありませんが、

悪質な案件も数多く紹介されております。

 

そのような状況にも関わらず

紹介された方を信用してしまい

借金をしてまで投資案件に取り組まれる方も

実は結構いらっしゃいます。

 

という私自身に関してもあまり偉そうな事を

言える立場にはなく、過去に借金して投資案件に

手を出し失敗した苦い思いでもあります。

 

しかし、大きな失敗を経験している私だからこそ

これからあなたが投資案件をスタートするにあたり

事前にアドバイス出来る事もあるのではないかと思います。

 

そこで、今回は投資案件をスタートする前に

是非念頭に入れておきたい事を

紹介していきたいと思います。

 

あなた自身、万が一今現在誰かから

投資案件を紹介されており

借金してお金を増やそうと考えているのであれば

こちらの記事を是非参考にしてみてはいかがでしょうか?

 

大きく負債が残る可能性がある

単純に借金をして投資をやるデメリットしては

大きく負債が残ってしまう可能性があります。

 

現在出回っている多くの投資案件が

毎月配当を謳っているものが多く、

その為借金をして始めたとしても

毎月の配当金で支払えば良いという考え方で

スタートされる方が非常に多いのが現状です。

 

確かに、借金の返済期間に応じて

毎月配当が確実に保証されるものであれば

それはやるメリットがあるかもしれませんが、

 

基本的にあなたが借金をして投資を始めたとして

運用者の方があなたに対して

あなたの返済期間に応じて毎月配当を

確実に約束出来るという事はまずありえません。

 

SNS等で出回っている投資案件の多くが

個人の方が資金運用するケースが多いのですが、

個人の方の運用においては配当金を

出せている期間に関しては1年か2年程度です。

 

それ以降に関しては運用に失敗したか

お金を持ち逃げして行方をくらましている事が多く

毎月の配当金を貰える可能性が非常に少なくなります。

 

案件をスタートする際に関しては

中々5年10年先まで予想できるものではなく

配当金が貰えなくなることを想定しないと思いますが

現実は非常に厳しいものです。

 

仮に、借り入れした金額が100万円程度であれば

月々の返済分を考えても、それほど生活苦には

ならないかもしれませんが、

 

500万円以上になってくると

返済が厳しくなってしまい生活苦になってしまう

可能性が高い為十分注意が必要です。

 

借り入れ条件にもよると思いますが、

銀行のフリーローンでマックスまで

借入した場合ですが通常5年から7年で

返済する事になろうかと思いますが、

 

仮に5年で返済できるとした場合においても

配当が貰える期間はよくても2年ですから

3年間は無配当で返済しなければいけません。

 

毎月何も生み出さない無駄な返済し続けるのは

本当に空しいものです。

 

基本的には、毎月配当が保証される前提で

投資案件をスタートされると思いますが

現実はそれほど甘くはなく

借入金額を多くすればするほど

大きな負債が残る可能性が高いことを

十分念頭に置く必要があると思います。

 

運用資金は基本的に取り戻せない

毎月支払われていた配当金が払われなくなった場合

あなたならどうしますか?

 

投資だから失敗はつきものだからしょうがないと

割り切れると思うかもしれませんが

恐らく、詐欺の疑いがあると思い

お金を取り戻そうとアクションするのではないでしょうか?

 

実際に、投資案件に失敗された方の多くが

最初はお金を取り戻そうと何かしらアクションを起こします。

 

一般的には弁護士に相談したり、警察に相談したり

投資詐欺案件に事例を取り扱っている個人の方に

相談するケースが非常に多いと思います。

 

ほとんどが弁護士さんか警察に相談されますが、

残念ながら弁護士さんや警察に相談しても

お金を取り戻すことが出来ず

解決できないのが現状です。

 

まず、弁護士さんに関しては投資詐欺に

精通している方が少なく(これは私自身後々知りました)、

相談しても相手をどうやって訴えるべきかについて

把握されていない方が多いのが現状です。

 

私が、投資詐欺事案の相談者に相談した際には

通常多くのケースが出資法違反や金融証券取引法違反に

該当する事が多いようですが、

弁護士さん自体がこの事について

把握されていない事が多いという事を教えて貰いました。

 

よって、相談しても投資だから回収が出来ないと

断られてしまう事が多いようです。

 

次に、警察に関しても基本的には投資である以上

仕方が無いという事でまともに話を

聞いてもらえることが少なく、

1人で相談に言った場合はまず相手にして貰えません。

 

3人以上被害者の方を連れて相談に行けば

取り扱ってくれる事も多いようですが

3人集めるのが厳しいことが多く

そもそも相談にすらいけないというケースが

ほとんどのようです。

 

その為、基本的に配当金が貰えなくなった事で

お金を取り戻そうと動いたとしても

回収が厳しいという事は念頭に置く必要があり、

仮に回収するために動く場合においても

9割方回収不可能と思いながら動くべきです。

 

そもそも大多数の人からお金を集めて運用を行い

配当金をストップさせたケースに関しては

運用者が行方をくらましているケースが多く

所在を掴むことが出来ません。

 

仮に所在を掴めたとしても、

お金を持っていない事が多く

民事訴訟を起こした所で

全額回収できないのが実態のようです。

 

だからこそ、借入をしてまで投資をやると

後々大きな失敗に繋がる可能性があるわけです。

 

最後に

冒頭でも申し上げましたが

投資案件に興味を持つこと自体は

決して悪いことではないと考えております。

 

しかし、出回っている投資案件の全てが

良質な物とは言えず悪質な案件の方が多いのが実態です。

 

残念ながら、投資案件の良し悪しを完璧に

見分ける事は難しいと思います。

 

案件をどのように紹介されたかによっても

良し悪しのフィルターを

適切にかけられなくなってしまう事もあります。

 

私自身に関してもFXでの投資案件で

運用をお願いしてお金を持ち逃げされたのは

日頃から付き合いがある方でした。

 

実際に、日頃取引をしている方でしたし

他のトレーダーさんの目線から見ても

それほど変なトレードをしている方では

無いという評判もあった為気を許してしまいました。

 

全く、知らない人が運用するという事であれば

案件を紹介されたとしてもやらない選択肢を選び

大きな失敗を経験する事は無かったかもしれません。

 

資金を投じた投資先がきちんと運用している

していないに関わらず、実施に配当が止まり

お金を取り戻すことは基本的に出来ません。

 

投資案件を紹介してくる人の中には

借入を積極的に行い投資を行う事を

勧めてくる人も結構いらっしゃいます。

 

早く豊富な収入源を作りたいのであれば

今すぐリスクを取ってでもやるべきという事で

紹介してくるケースが多いのですが、

 

万が一投資案件が失敗に終わり

あなた自身がリスクを取る事になったとしても

あなた自身は案件を紹介してきた方に対して

責任を追及する事は出来ません。

 

仮に責任を追及したところで

自己責任で片づけられてしまいます。

 

仮に、失敗したとしてもリカバリーが

しっかり出来る状況が作れるのであれば

借入を行って投資を行う事に対しては

リスクを取ってやるという選択肢もあるのかもしれませんが、

 

現実はそんな甘くは無い為

もしあなたが今誰かに投資案件を紹介されており

借入をしてまでやろうと検討しているのであれば

今すぐ辞める事をおススメします。