「このツールを使ったらアフィリエイトで１００万円稼げました」
このようなキャッチコピーを見て
あなた自身どのように思いますでしょうか？
ネットビジネス自体に参入してまだ間もなく
実績が無いのであれば単純にそのツール自体に
興味を持つのではないでしょうか？
私自身もアフィリエイトをスタートした
２０１３年頃には様々なツールが紹介されていて
どれも非常に魅力的に感じておりましたし
実際にいくつか購入して試したことがあります。
非常に興味深いものに関しては
有料で販売されているものが多く
資金的に厳しい場合もあれば、
資金は用意しようと思えば出来るものの
万が一買って効果が期待できなかった場合の事を
考えると一歩踏み切れない場合もあるでしょう。
そこで、今回は私自身がこれまで実際に購入してきた
稼ぐ系ツールを使ってみた実体験を元に
稼ぐ系ツールについての実態を紹介したいと思います。
ツールの効果は媒体への集客がメイン
あなたの稼ぐ系ツールに関してのイメージは
パソコンにツールをインストールして起動すれば
後は何もしなくても自動的に稼げるというものではないでしょうか？
そんな魔法的なものであれば嬉しいですが
残念ながら稼ぐ系ツールに関しては
媒体にアクセスを集める事が目的としたものになります。
一般的に多いのが、
・Twitterのフォロワーを増やす
・Youtubeの再生回数を増やす
・Facebookで友達を増やす
・Instagramでフォロワーを増やす
・アメブロで読者登録数を増やす、ペタを増やす
になります。
よってツールを起動しただけでは残念ながら稼げません。
ツールを起動する事で自分自身の媒体を
見て貰える確率は確かに高くなりますが、
自分自身の媒体が育っていなければ
集客してもその効果を実感する事は出来ないでしょう。
仮にあなた自身が知らない人から
Twitterの集客ツールを使われてフォローされたとして
そのアカウントがどのようなアカウントなのかを確認し
そこで何もつぶやかれていなかったり
対して面白くない事しかつぶやかれていなかったら
そのアカウントに興味を持つでしょうか？
基本的に考えると興味を持たないと思いますし
仮につぶやいている中で
突発的に商品を紹介されていても
ずっと探していたけど手に入らなかったような
商品が紹介されていない限り
流れにはならないのではないかと思います。
ツールの販売ページを見ると
それほど面倒な作業をしなくても
稼げるように勘違いしてしまいそうな
表現をしているものが多い為誤解してしまいますが
実態はそんな魔法的なものではないためその点は注意が必要です。
ノウハウもしっかり提供されているが…
市販の集客ツールの中にはツールの起動方法だけではなく
ツールを使って実際にどうやって収益化に繋げるかについての
ノウハウを紹介しているものもあります。
解説が親切に紹介されているものが多いですが
ごく一般的な内容の物が多く
それほどテクニカルな事までは触れられていません。
ネットビジネス系の他の情報商材や
無料レポートで紹介されているものとそれほど大差が無い為、
ある程度情報収集できている人にとっては
収穫材料が非常に少ないのではないかと思います。
勿論、一般向けに提示する内容に関しては
ピンポイントでどの商品をどのように販売すれば
確実に稼げるという事を紹介できない為
仕方ない部分ではあるのかもしれませんが
ノウハウに関してはそれほど期待しない方が良いでしょう。
まずはコンテンツ作成に力を入れる事
稼ぐ系ツールに興味を持つことは
決して悪いことではありませんが、
コンテンツがしっかり出来上がっていないと
媒体に集客しても効果が期待できない可能性が高いです。
ネットビジネスをやり始めの頃というのは
１日でも早く結果を出したい思いが強い為
配信するテーマをきちんと決めて
コンテンツの作成に力を入れる事に対して
前向きになれないのが本音だと思います。
しかし、繰り返しになってしまいますが、
いくら優秀なツールを導入して集客しても
集客した媒体のコンテンツの質が低ければ
売上を上げる事が出来ない現実が待っていることは
きちんと理解しておく必要があります。
そこを、理解したうえで購入するなら購入しないと
自己投資ではなくただの無駄遣いになってしまいます。
また、ツールに関しては不具合が生じる事も多く
特にSNSの集客ツールの場合に関しては
SNS側のアルゴリズムの変化に伴い
使えなくなってしまう事も多々あります。
ツール販売者がメンテナンスを
しっかり行う方であれば良いですが、
時間の経過と共に手を離れてしまい
メンテナンスをしなくなり
使えなくなってしまう事も十分考えられます。
以上の点から、稼ぐ系ツールに関しては
それほど優先的に資金を投じる対象ではないと
私自身は考えております。
ある程度余剰金がありどうしても買ってみたい
というのであればそれはそれで構いませんが、
逆にある程度資金が限られており
極力無駄な設備投資をしたくないのであれば
無理に購入するのは控えた方が良いでしょう。
