このページは「投資詐欺・危険案件」の入口です。
30〜40代サラリーマンが狙われやすい手口を体系化し、
赤信号チェックリスト、関連法の概要、被害時の初動、
そして当ブログの分析記事カタログに案内します。
安全に資産形成へ進むための“防災ハブ”としてご活用ください。
1. 危険案件の地図:カテゴリ別の全体像
- 元本保証×高配当型:ポンジスキーム/配当原資不明/実体不透明な“事業投資”
- SNS勧誘型:LINE誘導→着手金→セミナー→高額バックエンド
- オーナー商法/権利収入型:“何もしなくても配当”を強調
- FX・仮想通貨自動売買ツール:運用実績の粉飾、運営実体の不明瞭
- 情報商材・副業塾:「再現性」を過度に強調、ロールプレイの焼き直し
2. 典型手口10選(要点だけ掴む)
- 「元本保証」「必ず儲かる」「年利◯%固定」の連呼
- 実績がスクショのみ/第三者検証なし
- “今だけ・人数限定”で意思決定を急かす
- 運営会社の登記・所在地・役員が曖昧
- 契約書を渡さない/重要事項説明が無い
- 紹介者への高額バック(マルチ的報酬)
- 「専門家が保証」「有名人の推薦」を匂わせる
- 出金遅延の言い訳(メンテ・規約改定)
- 批判や質問に“法的措置”で威嚇
- 検索でネガ情報が出ないよう口コミ操作
3. 赤信号チェックリスト(自己診断)
下記のうち2つ以上該当したら要注意、3つ以上なら即撤退を推奨。
- 元本保証・固定利回りを強調
- 運営実体(会社情報・財務)が確認できない
- 原資の説明が抽象的(アービトラージ等の万能ワード)
- 契約書・特商法表記が曖昧
- 着手金・保証金名目の先払い
- 紹介者の報酬体系が多段で高額
- “今だけ”“招待制”など、急かす圧力
4. 関係する主な法律とリスク(概要)
- 出資法:高金利の金銭貸借や無登録での利息収受は違法に該当し得る。
- 金融商品取引法:有価証券や集団投資スキーム持分の無登録勧誘・虚偽表示など。
- 特定商取引法:情報商材・連鎖販売取引・通信販売の表示義務など。
- 景品表示法:著しく有利な表示(優良誤認・有利誤認)の禁止。
- 資金決済法・犯収法:暗号資産交換業等の登録、本人確認義務など。
※ 上記は概略。判断が難しい場合は専門家(弁護士等)へ相談してください。
5. 実例カタログ(当ブログの分析記事へ)
6. 被害時の初動フロー
- 支払い・送金・出金依頼の証跡を保存(スクショ・明細・契約書)
- 相手との連絡手段・アカウントも保存(削除前に必ず)
- 消費者ホットラインや警察相談窓口、専門家へ時系列で相談
- クレカ決済はチャージバック可否、銀行は振込取消可否を即確認
- SNSでは感情的な相手攻撃を控え、事実ベースで注意喚起
7. SNS・コミュニティでの“衛生管理”
- DMでの投資誘導リンクは基本スルー。やり取りは公開で。
- 著名人名義の偽アカウントに注意(認証・過去投稿履歴を確認)。
- 友人・同僚からの勧誘もプロトコルは同じ:契約と原資の確認が最優先。
8. 安全な資産形成へ:次の一歩
“増やす力”は長期・分散・低コストで作るのが王道です。
当ブログの投資ハブから、NISA・投資信託・仮想通貨の安全設計を確認してください。