アフィリエイトの初速を決める
最大要因は「ジャンル選定」です。
どれだけ文章力があっても、需要が弱い・競合が強すぎる・
規制が厳しい領域では成果まで遠回りになります。
逆に、自分の経験と市場ニーズが重なる“狭いテーマ”を起点にすると、
短期間でも手応えを得やすくなります。
本稿では、初心者が最初に選ぶべきジャンルを再現性のある手順で見つけ、
客観的に判定するためのチェックリストとスコアリングを提供します。
STEP1:自分の“資産”を棚卸しする(主観の洗い出し)
- 経験
仕事・副業・資格・趣味・家事・子育て・
介護・留学など、語れる体験は何か。 - 成果物
写真・データ・検証記録・失敗談・購入履歴。
記事の証拠になり得るもの。 - 継続可能性
週に何時間投下でき、毎月どれくらい検証や購入ができるか。
ここでは「好き」よりも行動を継続できる“仕組み”が重要です。
たとえば「在宅ワーク×ガジェット」「朝活×学習ツール」
「時短家事×サブスク」といった日常に埋め込める題材が有利です。
STEP2:市場の“客観”を確認する(需要と競合)
- 需要の目印
検索サジェスト、関連キーワード、レビュー数、
SNSの質問投稿、価格比較サイトの露出。 - 競合の目印
上位10記事の網羅性、企業メディアの比率、
古い記事の残存、レビュー写真の有無。 - マネタイズ
ASP案件の有無、料率、無料トライアルの有無、
LTV(継続課金系か単発か)。
「需要はあるが競合が弱い」「競合はいるがニッチが空いている」のどちらかを狙います。
例:“在宅会議用マイク”は広いが、“静かなキーボード+マイクの同時利用ノイズ対策”は
ニッチで差別化しやすい、など。
STEP3:YMYL・規制リスクを早期に判定
お金・健康・法律などはYMYL(Your Money or Your Life)領域で、
根拠・資格・監修が必要です。
初心者はまず、体験検証で裏付けられる非YMYLから始め、
徐々に難易度を上げます。
- 避けたいNG例
高配当投資の断定紹介、医薬的効能の断定、法律・税務の断定。 - OK例
ガジェットの計測レビュー、家事の時短ツール比較、
学習アプリの使い勝手検証。
STEP4:ジャンル→サブジャンル→トピックの分解
「キャンプ用品」→「焚き火台」→「ベランダOKの小型モデル」→
「片付けやすさ重視」のように、階層を3〜4段階で細分化します。
ここでハブ(選び方・比較)と子記事(個別レビュー・FAQ)の
構造をイメージしておくと、初期5記事が設計しやすくなります。
判断チェックリスト(10項目×各0〜2点)
項目 | 0点 | 1点 | 2点 |
---|---|---|---|
経験・実測の裏付け | 体験ゼロ | 購入・利用はある | 記録・写真・比較データあり |
継続可能性 | 時間が取れない | 週3h程度 | 週5h以上確保 |
需要の安定性 | 季節依存のみ | 季節+常時需要 | 通年+トレンド伸長 |
競合の強度 | 企業ばかり | 個人と混在 | 個人優勢・古い記事多い |
差別化可能性 | 軸が思いつかない | 写真/手順で可 | 独自検証/比較軸を提示可 |
LTV/料率 | 単発低単価 | 中価格/継続弱 | 継続課金/高LTV |
初期コスト | 高額購入が必要 | 一部出費必要 | 手持ち/低コストで開始 |
規制リスク | YMYL高・表現厳格 | 注意点あり | 非YMYL中心 |
アップセル余地 | 単一商品のみ | アクセサリ等あり | 関連サブスク/周辺多数 |
コミュニティ性 | 交流が難しい | 小規模あり | 質問・UGC活発 |
合計16点以上なら「今すぐ着手」、12〜15点は「サブジャンルをさらに絞る」、
11点以下は「別候補に切替」を推奨します。
実例:3つの有望“絞り込み”パターン
- 使用シーン特化:在宅会議×静音キーボード×指向性マイクの同時運用。
- ユーザー属性特化:小学生の自宅学習×タイピング習得ツール。
- 課題特化:賃貸でドリル不可→突っ張り棚×在宅デスク拡張アイデア。
初期5記事の型(ジャンル検証版)
- 選び方(ハブ):評価軸とチェックリスト、向く/向かないを明記。
- 比較まとめ:3〜5製品を表で比較、結論は先出し。
- レビューA:自分の使用環境での計測結果・写真。
- レビューB:代替製品との比較・乗り換え条件。
- FAQ/トラブル:返品・保証・よくある誤解を解消。
この5本で内部リンクの循環を作り、最短でクリック→成約の導線を検証します。
評価と改善:30日サイクル
- 計測:GA4で外部リンククリック、スクロール深度、プロフ遷移を取得。
- 改善:CTAの位置・文言、画像差し替え、FAQ追記、比較表の更新。
- 拡張:検索意図のズレを拾い、派生キーワードの子記事を追加。
避けたい落とし穴
- 広げすぎ:ジャンルの横展開を急がず、まずは1クラスターの深掘り。
- 価格だけの訴求:保証・サポート・欠点・代替を併記し、読者の不安を軽減。
- 根拠不足:公式ドキュメント・一次ソースにリンクし、再現可能な手順を示す。
まとめ:小さく始めて、確実に勝ち筋を掴む
初心者にとって最良のジャンルは、自分の生活に溶け込み、
検証ネタが尽きない“狭いテーマ”です。
主観(経験・継続)と客観(需要・競合)をスコア化し、
YMYLリスクを避けながらクラスター構造で攻める。
これが、初収益まで最短距離で到達するための現実的な方法です。
今日のうちにSTEP1の棚卸しと、
チェックリストの採点から始めてみましょう。