ネットワークビジネスでありがちなのが

ある程度経験豊富の方が

スタートして間もない方が

連れてきた紹介者に対してクロージングを行い

クロージングに成功した場合に

自分自身の紹介で登録してしまうケースです。

 

例えば、Aさんというベテランがいて

Bさんという初めて間もない方がいて

BさんがCさんを連れてきた場合、

 

当然、Bさんはスタートして間もないこともあり

スムーズに自身が参加している

MLMの事業内容について説明できない為

Bさんの代わりにAさんがCさんに説明します。

 

ここでCさんが納得してスタートするとなった場合

CさんはBさんの紹介でスタート形が本来ですが

中にはBさんではなくAさんの紹介で

登録してしまうケースもあります。

 

このケースの場合はCさんが参入することで

入る紹介料はAさんに丸々入ってしまいます。

Bさんには1円も入りません。

 

この事にBさんが気が付けばまだ良いですが

BさんがMLM完全初心者の場合は

見落とすというかスルーしてしまう可能性があります。

 

これは私が参加経験があるMLMで実際に起こった事です。

 

この時、AさんはCさんの紹介者は自分として登録を行い

BさんのダウンにCさんを付けました。

 

その為、Bさんは見た目上、自分の直下に

自分が連れてきたCさんがいる為

ダウンが構築できたと喜んでいました。

 

余分に一人紹介者を出さないと報酬が貰えない

先ほどの事例を使い説明すると

Bさんは自分のダウンに一人おりますが

自分自身の紹介として登録しておりません。

 

基本的にMLMでは直紹介二人出さないと

報酬を貰う権利が発生しないのがほとんどです。

 

単純に自分のダウンに二人いれば

報酬が入ってくるわけではありません。

 

その為、Bさんに関しては

本来自分自身の紹介としてCさんを

登録させることが出来ていれば、

 

あともう一人直紹介者を見つければ

報酬を貰うことが出来たのにも関わらず、

更に一人紹介者を見つけないと

なんと報酬が発生しません。

 

Bさんは後から仕組みを他の方から説明を受けて

自分がうまく利用されていたことを知り

ショックを受けるとともに

Aさんに問い詰めました。

 

Aさんの言い分としては

対応は全て自分自身で行ったから

自分自身が紹介者となって当然というものでした。

 

確かにAさんは手間がかかったかもしれませんが

組織を大きくするのであれば

Bさんが儲かるようにしてあげるべきで

Cさんの紹介者はBさんにするべきだったと思います。

 

当然、Bさんは二度とAさんに

サポートをお願いすることはありませんでしたし

3か月程でビジネスから撤退してしまいました。

 

全てのネットワークビジネスにおいて

このような事が行われているわけでは

恐らくないと思いますが

上にたつ人間の年齢層が若いチームほど

自分本位の考え方の方が多いため

このようなトラブルに発展しやすい傾向があります。

 

もし、ご自身が参加されている

ネットワークビジネスで

このような行為がある事が発覚したら

厳重注意したいところです。