🔐 【完全解説】 🔐
CIC・JICC・KSC
3大信用情報機関と
カード審査の関係
審査結果を左右する「見えない信用」の仕組みを徹底解説
クレジットカードを申し込む際、
必ず行われるのが「信用情報の照会」です。
この信用情報を管理しているのが、
CIC・JICC・KSCの3大信用情報機関。
普段はあまり意識することのない存在ですが、
審査結果を左右する非常に重要な役割を担っています。
本記事では、各機関の特徴や記録される情報、
情報共有の仕組み「CRIN」、
そしてクレジットカード審査との関係に
ついて徹底解説します。
📑 この記事の目次
📚 信用情報機関とは何か?
信用情報機関とは、個人の借入状況や返済履歴をデータベース化し、
金融機関やカード会社に提供する組織です。
🎯 信用情報機関の役割
📊 情報の収集・管理
クレジットカード、ローン、
携帯電話の分割払いなど、
様々な金融取引の履歴を
データベース化して管理します。
🔍 情報の提供
加盟する金融機関や
カード会社からの照会に応じて、
申込者の信用度を判断するための
情報を提供します。
⚠️ 金融事故の記録
延滞や債務整理といった
「金融事故」の有無を記録し、
審査に反映させます。
🤝 多重債務の防止
複数の借入状況を
把握することで、
消費者の過剰な借入を防ぐ
役割も担っています。
🏛️ 日本の3大信用情報機関を徹底比較
日本には3つの主要な信用情報機関があり、
それぞれ異なる金融分野の情報を管理しています。
①CIC(株式会社シー・アイ・シー)
主にクレジットカード会社や信販会社が加盟している信用情報機関。
カード審査において最も多く参照される機関です。
📋 主な加盟企業
- クレジットカード会社
- 信販会社
- 携帯電話会社
- 一部の消費者金融
📝 登録される情報
- クレジット利用状況
- 分割払い・リボ払い
- 携帯端末の分割契約
- 延滞・支払い状況
💡 ポイント:クレジットカードを申し込む際、
ほぼ確実にCICの情報が照会されます。
最も重要な機関と言えます。
②JICC(株式会社日本信用情報機構)
消費者金融やカードローンを中心に加盟している機関。
キャッシングや消費者金融利用の履歴が詳細に記録されています。
📋 主な加盟企業
- 消費者金融
- クレジットカード会社
- 信販会社
- 銀行系カードローン
📝 登録される情報
- キャッシング履歴
- 消費者金融の利用状況
- カードローン残高
- 延滞・債務整理
⚠️ 注意:少額でも複数の借入がある場合、
JICCの情報で審査に影響が出る可能性があります。
③KSC(全国銀行個人信用情報センター)
銀行系金融機関が加盟している機関。
住宅ローンや自動車ローンなど、
長期的な借入に関する情報を管理しています。
📋 主な加盟企業
- 銀行
- 信用金庫
- 信用組合
- 農協・労金
📝 登録される情報
- 住宅ローン
- 自動車ローン
- カードローン
- 代位弁済・官報情報
⚠️ 重要:自己破産や個人再生などの「官報情報」も記録されるため、
審査に大きな影響を及ぼします(保存期間10年)。
📊 3大信用情報機関 比較一覧
| 項目 | CIC | JICC | KSC |
|---|---|---|---|
| 正式名称 | 株式会社シー・アイ・シー | 株式会社日本信用情報機構 | 全国銀行個人信用情報センター |
| 主な加盟業種 | クレカ・信販・携帯 | 消費者金融・クレカ | 銀行・信金・信組 |
| 延滞情報保存 | 5年 | 5年 | 5年 |
| 自己破産保存 | 5年 | 5年 | 10年 |
| 申込情報保存 | 6ヶ月 | 6ヶ月 | 6ヶ月 |
| 開示請求費用 | 500〜1,000円 | 500〜1,000円 | 1,000円 |
🔗 3機関の情報共有「CRIN」の仕組み
3つの信用情報機関はそれぞれ独立していますが、
事故情報に関しては相互に共有されています。
🌐 CRIN(Credit Information Network)とは
CRINとは、CIC・JICC・KSCの3機関が
延滞情報などの事故情報を相互に共有するネットワークシステムです。
クレカ・信販
消費者金融
銀行系
📌 具体例
例えば、消費者金融での延滞情報がJICCに登録されると、
CRINを通じてCICやKSCでもその情報を確認できる仕組みになっています。
つまり、どこか1つで事故を起こすと、他の機関を通じた審査にも影響が出ます。
⚠️ 重要な注意点
CRINで共有されるのは「事故情報」のみです。
通常の利用履歴や申込情報は共有されません。
しかし、延滞や債務整理などの事故情報は確実に共有されるため、
「バレない」と考えるのは危険です。
🔍 カード審査でチェックされる4つのポイント
信用情報機関の情報をもとに、カード審査では以下の4つがチェックされます。
これらはマイナス評価となる要素です。
1
延滞履歴
61日以上または3ヶ月以上の滞納は「異動情報」として記録されます。
これがあると審査通過は非常に困難になります。
2
債務整理
任意整理・個人再生・自己破産などの法的手続きの記録。
これがあると5〜10年間は新規カードの取得が困難です。
3
多重債務
複数の借入先からの借入がある状態。
借入件数が多いと「返済能力に不安あり」と判断されます。
4
短期間での複数申込(申込ブラック)
短期間に複数社へ申込みをすると「お金に困っている」と判断されます。
申込情報は6ヶ月間記録されます。
📅 記録される情報と保有期間一覧
信用情報は永久に残るわけではありません。
情報の種類によって保有期間が決まっています。
事故情報が消えるまでの期間を理解しておくことは、
再度カードを作る際の目安となります。
📋 信用情報の保有期間一覧
| 情報の種類 | 保有期間 | 補足 |
|---|---|---|
| 申込情報 | 6ヶ月 | カード申込み・ローン申込みの記録 |
| 契約情報 | 契約中〜解約後5年 | 利用中のカード・ローンの情報 |
| 返済履歴 | 最大5年 | 毎月の支払い状況(入金マーク) |
| 延滞・代位弁済 | 5年 | 完済から5年で削除 |
| 任意整理 | 5年 | 完済から5年で削除 |
| 自己破産(CIC・JICC) | 5年 | 免責から5年で削除 |
| 自己破産(KSC) | 10年 | 官報掲載から10年で削除 |
💪 信用情報を改善するための具体策
一度事故情報が登録されると回復には時間がかかります。
しかし、以下の行動を心がけることで信用回復に繋がります。
1
延滞を解消し、期日通りの支払いを継続
まずは未払いを完済することが最優先。
その後、今後の支払いを期日通りに行い、良好な実績を積み重ねましょう。
2
少額の借入や携帯料金を確実に支払う
携帯電話の分割払いも信用情報に記録されます。
少額でも確実に支払うことで、良いクレヒスを構築できます。
3
自身の信用情報を定期的に開示請求
自分の信用情報を確認することで、現状を把握し、
事故情報がいつ消えるかの目安を立てられます。
年に1回程度の確認がおすすめです。
📝 信用情報の開示請求方法
自分の信用情報は本人であれば開示請求できます。各機関の請求方法をご紹介します。
🔵 CIC
- インターネット(即時)
- 郵送(10日程度)
- 窓口(即日)
手数料:500〜1,000円
🟡 JICC
- スマホアプリ(即時)
- 郵送(10日程度)
- 窓口(即日)
手数料:500〜1,000円
🟢 KSC
- インターネット
- 郵送(10日程度)
- ※窓口なし
手数料:1,000円
❓ よくある質問(FAQ)
Q1. 3つの機関すべてに開示請求すべきですか?
A. 理想的にはすべてに開示請求することをおすすめします。
各機関で登録情報が異なる場合があり、
特にカード審査はCIC、ローン審査はKSCが重視されます。
まずはCICから始め、必要に応じて他の機関も確認しましょう。
Q2. 信用情報に誤りがあった場合は訂正できますか?
A. 訂正可能です。各信用情報機関に「調査依頼」を行うことで、
登録元の金融機関に確認が入ります。
誤りが認められれば訂正されます。
身に覚えのない情報があれば、すぐに問い合わせましょう。
Q3. 信用情報は自分で削除できますか?
A. 自分で削除することはできません。
信用情報は法律に基づいて登録・管理されており、
保有期間が経過すれば自動的に削除されます。
「信用情報を消せる」という業者は詐欺なので注意してください。
Q4. 携帯電話の延滞も信用情報に影響しますか?
A. 端末の分割払いは影響します。
携帯電話の本体代を分割払いにしている場合、
その支払い状況はCICに登録されます。
通話料金のみの延滞は登録されませんが、
分割払いの延滞はカード審査に影響します。
Q5. クレヒスが真っ白(スーパーホワイト)だと審査に不利ですか?
A. 不利になる可能性があります。
30代以上で信用情報が全くない場合、
「過去に自己破産して情報が消えたのでは?」と疑われることがあります。
携帯電話の分割払いなどで少しずつクレヒスを
構築するのがおすすめです。
📝 まとめ:信用情報を味方につける
クレジットカード審査において、
CIC・JICC・KSCの3大信用情報機関は極めて重要な役割を担っています。
🔑 本記事のポイント
- CICはクレカ審査で最も重要。携帯分割も登録される
- JICCは消費者金融・キャッシングの情報を管理
- KSCは銀行系ローン。自己破産は10年間記録
- CRINで事故情報は3機関で共有される
- 延滞情報は5年、自己破産は5〜10年で削除
- 信用回復は期日通りの支払いを継続すること
信用情報の仕組みを理解し、適切に対応することで、
将来的なカード取得やローン審査に備えることができます。
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⚠️ 免責事項
本記事は2025年時点の情報に基づく一般的な情報提供を目的としたもので、
特定のカードやローンの勧誘ではありません。
信用情報の登録内容や保存期間は変更される場合があります。
最新の情報は各信用情報機関の公式サイトでご確認ください。
🔐 信用情報を理解して、賢くカードを活用しましょう 🔐





