📊 量産 vs パワーブログ 📊
ブログを量産すれば
アフィリエイトで稼げるか
について体験談
2018年度版 | メリット・デメリットを徹底検証
アフィリエイトで成果を出す方法として、
「ブログ量産型」と「1つのパワーブログ型」があります。
今回は特に「ブログ量産型」に焦点を当て、
そのメリットやデメリット、世間の意見、そして私自身の考えを整理していきます。
これからアフィリエイトを始める方、
すでに始めているが伸び悩んでいる方の参考になれば幸いです。
ブログ量産型とは?
ブログ量産型とは、複数のブログサイトを立ち上げ、
それぞれ異なるテーマやジャンルで記事を投稿していく手法です。
量産型の例
- ブログA:ダイエット特化
- ブログB:クレジットカード比較
- ブログC:転職情報
- ブログD:スマホ・ガジェットレビュー
- ブログE:投資・副業情報
このように、複数のドメインを取得し、
それぞれ独立したブログとして運営していきます。
一方、パワーブログ型は、
1つのブログに集中して記事を積み上げていく手法です。
ブログ量産型のメリット
ブログ量産型の一番のメリットは、
複数の収益源を持てることです。
✅ ブログ量産型のメリット
- リスク分散ができる
仮に1つのブログがSEOの順位変動やGoogleのアップデートでアクセスを失っても、
他のブログが稼ぎ続ける可能性があります。
すべての卵を1つのカゴに入れないという意味で、リスクヘッジになります。 - 幅広いターゲット層にリーチできる
ブログごとにテーマやジャンルを変えることで、
異なるターゲット層にアプローチできます。
ダイエットに興味がある層、転職を考えている層、投資を学びたい層など、
多様な読者を獲得できる可能性があります。 - キーワードの分散が可能
1つのジャンルで飽和したとしても、
別のジャンルで稼げるチャンスが残ります。
特定のキーワードで競合が強すぎる場合でも、
他のブログで別のキーワードを狙えます。 - 短期的にヒットする記事を作るのに向いている
トレンド記事や一時的に需要が高まるテーマについて、
専用ブログを立ち上げて素早く対応できます。 - 試行錯誤がしやすい
どのジャンルが稼げるか分からない初心者にとって、
複数のジャンルを同時に試せるのは大きなメリットです。
実際に取り組んでみることで、自分に合ったジャンルを見つけられます。
実際に、どのような情報を配信して収益化するのかについて悩まれる方の多くが、
実質量産型を取り入れて様子を見ることになるでしょう。
ブログ量産型のデメリット
ただし、量産型には明確なデメリットもあります。
❌ ブログ量産型のデメリット
- 記事の質が落ちやすい
数を追うあまり、コンテンツの深みやオリジナリティが不足し、
結果としてSEO評価が伸びないことも少なくありません。
1つ1つの記事が薄くなりがちで、読者の満足度も低くなります。 - コストが積み上がる
ブログごとにドメイン代やサーバー代が必要になるため、
運営コストが増えていきます。
例えば、5つのブログを運営すると:- ドメイン代:1,000円 × 5 = 5,000円/年
- サーバー代:1,000円 × 5 = 5,000円/月(60,000円/年)
- 合計:年間約65,000円
初期投資が大きくなるため、回収までの期間も長くなります。
- 管理が複雑になる
ブログが増えるほど、更新やメンテナンスの負担も大きくなります。
WordPressのアップデート、プラグインの更新、セキュリティ対策など、
すべてのブログで対応する必要があります。 - 外注コストと品質管理の課題
短期間で量産するには外注を使うケースも多くなりますが、
ライター選びや品質管理も課題になります。
外注費用も馬鹿になりません(1記事3,000円 × 100記事 = 30万円など)。 - ドメインパワーが分散する
1つのブログに記事を集中させた方が、
ドメイン全体の評価が高まりやすいのですが、
量産型では複数のドメインに分散するため、
個々のブログのパワーが育ちにくくなります。 - 専門性が築きにくい
Googleが重視するE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)の観点から、
複数のジャンルに手を出すよりも、
1つのジャンルに特化した方が評価されやすい傾向にあります。
⚠️ 実際に起こりがちな問題
量産型を選んだ初心者が陥りやすいのが、
「すべてのブログが中途半端になる」という問題です。
5つのブログを作ったものの、どれも10記事程度で更新が止まり、
どのブログも検索上位に入らず、収益ゼロのまま挫折——
というパターンが非常に多いです。
世間のアフィリエイターの意見
アフィリエイト経験者の間でも、
ブログ量産型に対する意見は正直わかれます。
肯定派の意見
- 「収入が分散できてリスクヘッジになる」
1つのブログが飛んでも他のブログで稼げるから安心 - 「多ジャンルに挑戦できる」
自分に合ったジャンルを見つけるために、複数試すのは有効 - 「トレンドに素早く対応できる」
流行のテーマに特化したブログを立ち上げて短期で稼げる - 「競合が強いジャンルでも別の切り口で攻められる」
1つのブログで勝てなくても、別のブログで別角度から攻める
否定派の意見
- 「質より量ではSEOに勝てない」
Googleのアルゴリズムは年々賢くなっており、薄い記事では上位表示されない - 「Googleの評価基準が年々厳しくなっている」
E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)が重視されるため、
専門性を高めにくい量産型は厳しい - 「管理が大変すぎて継続できない」
複数ブログの運営は想像以上に労力がかかり、挫折しやすい - 「コストが回収できない」
ドメイン代・サーバー代・外注費用などを考えると、
複数ブログを黒字化するのは難しい - 「初心者には向かない」
まずは1つのブログで成功体験を積むべき
2018年時点のトレンド
特に2018年現在では、Googleのアップデート(特に医療・健康系のYMYLアップデート)により、
専門性・権威性・信頼性が重視される傾向が強まっています。
そのため、量産型よりも1つのブログに専念して
専門性を高める方が有利という意見が増えてきています。
個人的な結論:量産よりパワーブログ1つ
私個人の意見としては、
これから始める人は量産よりもパワーブログ1つに集中した方が良いと考えています。
パワーブログ1つを推奨する理由
なぜパワーブログ1つなのか
- 継続が何よりも大事
アフィリエイトで収益化する為には、
ある程度の時間が掛かることを想定する必要があります。
複数のブログを管理するよりも、1つのブログに集中した方が継続しやすいです。 - ドメインパワーが高まる
1つのブログを長期間運営し、記事を積み上げていくことで、
ドメインパワーが高まり、SEOにも有利に働きます。
新しい記事も評価されやすくなります。 - 読者との信頼関係が築ける
1つのブログで専門性を高めることで、
読者との信頼関係も築きやすく、リピーターを増やせる可能性も高いです。 - コストが抑えられる
ドメイン代・サーバー代が1つ分だけで済むため、
初期投資を抑えられます。 - 管理がシンプル
1つのブログだけなら、更新・メンテナンス・改善に集中できます。
量産型が向いている人
もちろん、ある程度経験を積み、
効率よくブログを作成・運営できる体制が整った後であれば、
量産型に挑戦するのも有効です。
量産型が向いている人の条件
- 既に1つのブログで月10万円以上稼いだ経験がある
- 記事作成を外注化できる資金とノウハウがある
- 複数ブログを管理できる時間とリソースがある
- SEOやキーワード選定のスキルが十分にある
- リスク分散を重視したい(本業収入がある中での副業など)
試行錯誤して自分に合った方法を見つける
重要なのは、「どの方法が今の自分のリソースとスキルに合っているか」を
見極めることです。
見極める為にも、まずは実際に取り組んでみて、
どのスタンスが自分にとって一番良いのかを試行錯誤してみる必要があります。
💡 おすすめのステップ
- Step 1:まずは1つのブログで30〜50記事を目指す
- Step 2:最初の収益(月1万円程度)を達成する
- Step 3:さらに記事を増やして月5〜10万円を目指す
- Step 4:この段階で初めて、2つ目のブログを検討する
- Step 5:複数ブログ運営のノウハウを蓄積しながら拡大していく
まとめ
ブログ量産型には「リスク分散」「多ジャンルへの挑戦」といったメリットがある一方で、
「記事の質が落ちる」「コストがかかる」「管理が大変」といったデメリットもあります。
2018年現在のGoogleの評価基準を考えると、
E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)が重視されるため、
初心者はまず1つのパワーブログに集中することをおすすめします。
量産型は、ある程度の経験とリソースを持った中級者以上が
リスク分散や収益拡大のために取り組むべき戦略です。
最も重要なのは:
- 継続できる体制を作ること
- 質の高い記事を積み上げること
- 自分のリソースとスキルに合った方法を選ぶこと
- 試行錯誤しながら最適解を見つけること
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免責事項:本記事は2018年時点での筆者の個人的な経験と見解に基づく
情報提供を目的としており、収益を保証するものではありません。
アフィリエイトの成果は個人の努力や環境により大きく異なります。
ブログ運営は自己責任で行ってください。