アフィリエイト報酬未払いになる
要因と対策|体験談も紹介

未承認率40%→15%に改善した実践ノウハウを公開

💡 この記事で学べること
副業の生命線である”入金”。本記事は、アフィリエイト初心者が直面しやすい
未払い/未承認の仕組みと、今日からできる再発防止を体系化します。
ASP・広告主・トラッキング・規約の4視点から、
原因→検証→交渉→再発防止まで具体的に解説。
最後に私の体験談と、実際に通った問い合わせテンプレも公開します。

なぜ”未払い・未承認”が起こるのか(4分類)

アフィリエイト報酬が未払い・未承認になる原因は、大きく4つに分類できます。
それぞれの原因を理解し、適切な対策を講じることで、承認率を大幅に改善できます。

🔍 未払い・未承認の4大原因

1. ASP側の審査・承認ルール

重複成果・不正クリック・規約外表現などで非承認になるケース。

→ 対策:

  • 計測タグやリンクの設置・遷移チェック
  • 媒体審査NG表現の洗い出し
  • 発生〜承認率の乖離を月次で監視

2. 広告主側の却下基準

申込不備/キャンセル/本人確認未完了/解約早期など。

→ 対策:

  • LPと記事の整合(期待ギャップ削減)
  • フォーム入力支援(必要書類の事前案内)
  • CV後のフォロー手順を明記

3. トラッキングの技術要因

Cookie遮断、別ブラウザ移動、アプリ遷移、計測窓の期限切れ。

→ 対策:

  • 直リンク推奨・計測窓の明記
  • 同一ブラウザ完結の導線案内
  • noopener/noreferrerの扱いに注意
  • 短縮URLの多用禁止

4. 規約・法令違反

誤認を招く表現や比較優位の根拠不備、薬機・景表法・金商法など。

→ 対策:

  • 根拠(一次情報)リンクと日付の明記
  • 免責の書き方をテンプレ化
  • レビュー方針の統一

未払い発生時のチェックリスト(発生→可視化→交渉)

未払いや未承認が発生した場合、感情的に対応するのではなく、
事実に基づいて冷静に対処することが重要です。
以下のチェックリストに沿って確認しましょう。

✅ 5ステップチェックリスト

ステップ確認内容
1) 事実の確定発生日・媒体・LP・デバイス・ブラウザ・遷移手順をメモ
2) 証拠の確保クリックログ、CVスクショ、申込完了メール、アクセス解析(時刻一致)
3) 設置の再点検リンク切れ/nofollowの過剰設定/外部JS競合/ABテストツール干渉
4) 媒体側リスクタイトル・見出し・比較表の表現が規約に反していないか
5) 交渉の順番まずASPへ事実ベースで照会→必要に応じ広告主確認

⚠️ 重要なポイント

交渉時は「感情」ではなく「事実と証拠」で整理すること。担当者が再審査を通しやすくなります。

問い合わせテンプレ(ASP宛:事実ベース/感情NG)

実際に再審査が通った問い合わせテンプレートを公開します。
このテンプレートをコピーして、自分の情報に置き換えて使用してください。

📧 問い合わせテンプレート

件名:成果未承認の確認依頼(案件名・媒体名・発生日:YYYY/MM/DD)

いつもお世話になっております。媒体名:__ の__です。
下記の通り成果が未承認となっており、事実確認のうえ再審査をご検討いただけますでしょうか。

・案件名:__
・発生日/時刻:__(タイムスタンプ)
・媒体/ページURL:__
・遷移手順:記事 → CTA → LP → 申込完了
・証拠資料:申込完了画面スクリーンショット、完了通知メール、解析ログ
・設置環境:PC/スマホ、OS、ブラウザ

補足:誘導表現は案件ガイドラインに準拠しており、申込フォームも完了を確認しています。
ご多忙のところ恐縮ですが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。

✅ このテンプレートをコピーして保存し、必要な時に使いましょう。

再発防止の実装(今日できること)

未払いや未承認を繰り返さないために、今日からできる5つの対策を実装しましょう。

✅ 再発防止の5つの実装

  1. KPIを二段で管理
    発生→承認の2段KPI。案件ごとに乖離が大きい先へは記事露出を絞る。
  2. 計測の二重化
    ASPレポート+自前計測(GA4/クリックログ)。数値差分を月次で点検。
  3. LP整合の微修正
    記事の訴求とLPの文言差を減らす(”期待ギャップ”を最小化)。
  4. リンクの衛生管理
    定期的なリンク切れチェック、短縮URLの乱用禁止、JS競合の排除。
  5. 規約の版管理
    案件ガイドラインはバージョンと取得日をメモ。見出し・比較表の根拠を脚注化。

体験談:未承認40%→15%まで下がったときの話

📝 実際の改善事例

ある金融案件で、発生50→承認30(承認率60%)ほどに落ち込んだ時期がありました。

🔍 原因の特定

原因は、LPの申込ステップ変更に私が気づくのが遅れ、記事内の期待値とLPの要件がズレたこと。

さらに、スマホの一部ブラウザで外部JSと競合し、
ボタンタップが遷移しない事象が発生していました。

🛠️ 実施した3つの対策

① 文言整合
CTA・見出しをLP最新仕様に合わせて全面修正

② JS競合の解消
不要スクリプト停止・リンク直貼り化

③ 証拠セットの整備
申込完了メール・クリックログ・端末情報を毎回保存

✅ 改善結果

これで再審査が通りやすくなり、翌月の未承認率は40%→15%まで下がりました。

よくあるQ&A

Q. 未承認が続く案件は切るべき?

A. 承認率とLTVで判断。承認率が安定しない案件は、他案件へ露出をスイッチ。

ただし、高単価案件の場合は、承認率が低くてもLTVが高ければ継続する価値があります。

Q. 「成果は出ているのに受注が確認できない」と言われた

A. 証拠の整え方(時刻・端末・ログ・完了画面)をテンプレ化。

「毎回同じパッケージ」で提示することで、ASP側も確認しやすくなります。

Q. 広告主が規約を途中で変更した

A. ガイドラインの版・取得日を記録。変更後は記事側の根拠と免責を即更新。
ASPからの連絡を見逃さないようにメール通知を設定しましょう。

今日のアクション(5ステップ)

🚀 今すぐ始める5つのアクション

  1. 承認率ワースト5案件を抽出
  2. LPと記事の文言差を1行で要約→修正
  3. クリックログと完了メールの保管ルールを統一
  4. ASP宛テンプレをコピペ保存(上の雛形)
  5. 来月から月次レビュー会(15分)を1人で実施

これらを実行するだけで、未承認率は確実に改善します。今日から始めましょう!

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免責事項:本記事は一般的な情報提供であり、
個別案件の承認・入金を保証するものではありません。
各ASP・広告主の規約に従って運用ください。