SNS上で「ブラックでも借りられる大口融資」
という投稿が盛んに広まり、
「信用情報に傷があっても審査通過も夢じゃない」
といった甘い言葉が注目を浴びています。
しかし、実際にはこのうち9割以上が着手金詐欺と見られ、
過去に私自身北洋銀行や三菱東京UFJ銀行の名前を挙げられ
着手金詐欺の被害にあった事があります。
SNSでの拡散と被害の実態
ツイッターやインスタグラムなどで
「今だけ融資枠残あり」「ブラックでも審査通過」などの
投稿を見かけたことはありませんか?
これらの多くは実際には詐欺的な広告であり、
手数料や着手金を請求した後、
融資は一切行われないケースがほとんどです。
無責任な“掲載情報”に引っかかる人が後を絶ちません。
ブラック融資関連については
私自身ブログやTwitterで情報拡散したこともあり
その中で、多くの被害者がいる事も確認しています。
「着手金詐欺」とは?被害実例の多くで共通
この種の融資話は、「まずは着手金〇十万円」「手続代行費用」
などの名目で金銭を受け取り、
実際には一切融資が行われないという典型的な手口です。
被害者が“紹介者”に問い合わせても連絡が途絶えるため、
着手金は戻ってこないことがほとんどです。
また連絡が取れる場合においても
大元の方と連絡が取れない等と
何かしら言い訳をされてしまい
うやむやにされるケースが非常に多いです。
北洋銀行や三菱東京UFJ銀行の案件
私自身、過去に実際にブラックでも可能な
銀行融資案件を直接紹介されたことがあります。
私が紹介されたのは北洋銀行と三菱東京UFJ銀行です。
融資をお願いするのに北洋銀行の場合は15万円
三菱東京UFJ銀行の場合は5万円を提示されました。
どちらも融資枠が1000万円確保する事が出来て
北洋銀行の場合は3割、
三菱東京UFJ銀行の場合は6割
の成果報酬がかかると紹介されました。
北洋銀行の案件に関しては実際に着手金を支払い
お願いしてみましたが、
ものの見事に着手金を騙し取られる形となりました。
三菱東京UFJ銀行に関しては
北洋銀行と比べ着手金が安かったこともあり
ダメ元でお願いしてみようと思いましたが
募集期間がちょうど終わったころで
枠を取る事が出来ないと言われてしまった為
実態が掴めなかったものの恐らく着手金詐欺だったと思います。
また、三菱東京UFJ銀行の案件に関しては
成果報酬が6割実質持っていかれ
手元にほとんどお金が残せない為
融資が実行される案件だったとしても
良質融資とはならなかったでしょう。
当時は、会社立ち上げ準備に伴い事業資金でどうしても即金が
欲しいこともあり、多少条件が悪くても
良いという気持ちがあった為、
ダメもとでお願いしましたが見事騙されました。
また、実際に私自身紹介を受けておりませんが
さいたま懸信用銀行の案件もあると聞いたことがあります。
こちらも北洋銀行の場合と一緒で
着手金が15万円程度かかるという情報が入ってきましたが
成果報酬に関する情報は不明であり
融資実績に関する情報もありませんが、
こちらも基本的に着手金詐欺の可能性が高いでしょう。
着手金は取り戻せないケースがほとんど
着手金詐欺に遭った場合、損害回復は極めて困難です。
一般に、被害者が「返してほしい」と訴えても、
紹介者やブローカー側が音信不通になるケースが多数です。
警察に被害届を出そうとしても
金額が低すぎる事もあるので、
よほど他の被害者からの相談を受けていない限り
まともに取り合ってくれないでしょう。
弁護士をいれるのにしても
弁護士費用の方が高くつく可能性が高く
身元を明かさないブローカーを特定して
裁判にもっていく事はかなり難しいと思います。
よって着手金が返ってくる保証はほとんどないため、
被害に遭わないよう未然防止が非常に重要です。
紹介者=ブローカーがほとんど
このような融資話を持ちかけてくる人物は、
実際には正規の金融機関とは何の関係もない
ただのブローカーに過ぎません。
金融機関と直接関係を持っているわけでもなく
彼らもいわゆるお小遣い稼ぎとして
案件をふられて動いているにすぎません。
よって、トラブルがあったとしても
本人が責任を取ってくれるわけではありませんし
仮に何か文句言って詰めたとしても
連絡先をブロックしてしまえばそれで終わりになってしまいます。
銀行側の今の実態
昭和から平成の初期にかけては、
バックマージンを貰う目的で
いわゆる信用情報に傷がある人からの相談において
銀行員個人の判断にて特別に融資を実施するケースがあったようです。
しかし、信用情報に傷がある人への融資に関しては
結局返済が滞ってしまうケースが多い為
その後不正融資の実態が発覚してしまい
刑事事件に発展しまうケースがあったようです。
そのような背景があった事と
今は銀行員同士の仲間意識も低くなっている為
不正を働ければ内部の銀行員からの不正報告が
上がってしまう背景もある為
昔のようなアグレッシブな不正融資は
現在出来ない環境になっている状況のようです。
よって、仮にいわゆるブラック融資案件があったとしても
SNSのタイムラインで紹介されるはずがないというわけです。
(もっと早くこの実態を知りたかったものです)
借り入れできない状況なら潔く諦める勇気も必要
信用が傷つき借り入れが難しい“ブラック状態”の場合、
無理に融資を受けようとするのではなく、
まずは生活再建や収入の安定を優先すべきです。
借り入れを行う事で既存借り入れの返済は
一時的に出来るようになりますが
それも時間の問題です。
特にサラリーマンの方は毎月固定収入であり
現在はボーナスも当てに出来ない
中小企業も多い為
どこかでまとめて返せればという
楽観的な考えは辞めた方が良いでしょう。
正規の金融サポートや公的相談窓口を検討するのが賢明です。
まとめ:賢く判断すれば被害は防げる
- 「ブラックでも借りられる」のフレーズには要注意。
- 9割以上が着手金詐欺の可能性あり。
- 銀行名の悪用(北洋銀行・三菱東京UFJなど)は典型的な手口。
- 着手金はまず戻ってこない前提で考えるべき。
- 紹介者はブローカー豪名乗りの可能性が高い。
- 正規の融資ルートを改めて確認し、無理な融資は諦める判断を。
「急な資金ニーズにはつい飛びつきたくなる気持ちも理解できますが、
一度立ち止まって情報の信頼性を見極めることが、詐欺被害を防ぐ第一歩です。」
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