ブログやWebサイトを運営する際に欠かせないのが「独自ドメイン」です。さらに安定したサーバー環境として多くの利用者から支持されているのが

「エックスサーバー(XSERVER)」。

 

この記事では、独自ドメインの取得からXサーバーへの

紐付けまでを解説します。

 

初心者でも迷わず設定できるように、手順を細かく説明していきます。

1. 独自ドメインとは?

独自ドメインとは、インターネット上で

自分専用に取得した住所のようなものです。

 

例えば「example.com」のような文字列がそれにあたります。

独自ドメインを取得することで、以下のメリットがあります。

  • 信頼性の向上(無料ブログドメインより本格的に見える)
  • SEO(検索エンジン対策)に有利
  • ブログやサイトを移転してもドメインを継続利用できる
  • メールアドレスを独自ドメインで作成できる

2. 独自ドメインの取得手順

独自ドメインは「ドメイン取得サービス」を通じて申し込みます。

代表的なサービスは以下の通りです。

取得の流れ

  1. 希望するドメイン名を検索(例:myblog.com)
  2. 利用可能かどうかを確認
  3. 年額契約を選択し、支払いを完了
  4. 管理画面から契約状況を確認

料金は年額1,000円前後から。

ドメインによって価格が異なるので注意しましょう。

3. Xサーバーに契約する


続いてサーバーの準備です。

Xサーバーは安定性・速度・サポートのバランスが優れており、

多くのブロガーや企業サイトに利用されています。

契約手順

  1. エックスサーバー公式サイトにアクセス
    公式サイトはこちら
  2. 「お申し込み」から希望プラン(スタンダードなど)を選択
  3. サーバーIDを入力し、契約情報を登録
  4. 支払い完了後、管理パネル(サーバーパネル)にログイン可能に

4. ドメインとサーバーを紐付ける(ネームサーバー設定)

ここからが最も重要なステップです。

取得したドメインをXサーバーに紐付けるためには、

「ネームサーバー(DNS)」の設定を行います。

手順(例:お名前.comを利用した場合)

  1. お名前.comの管理画面にログイン
  2. 対象ドメインを選択し、「ネームサーバー設定」を開く
  3. カスタム設定を選び、以下を入力
ネームサーバー1: ns1.xserver.jp  
ネームサーバー2: ns2.xserver.jp  
ネームサーバー3: ns3.xserver.jp  
ネームサーバー4: ns4.xserver.jp  
ネームサーバー5: ns5.xserver.jp

保存後、反映されるまで数時間〜最大72時間程度かかります。

5. Xサーバーにドメインを追加

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネームサーバー設定が完了したら、

Xサーバー側でもドメインの追加作業を行います。

手順

  1. Xサーバーの「サーバーパネル」にログイン
  2. 「ドメイン設定」→「ドメイン設定追加」を選択
  3. 取得した独自ドメインを入力
  4. 無料独自SSLを利用する設定にチェックを入れる
  5. 「確認画面へ進む」→「追加する」をクリック

6. WordPressを導入する

最後に、ブログやWebサイトを作成するためのCMS「WordPress」を導入します。

  1. Xサーバーの「WordPress簡単インストール」を選択
  2. 対象ドメインを選択
  3. サイト名、ユーザー名、パスワードを入力
  4. インストール完了後、管理画面(wp-admin)にログイン可能に

7. よくあるトラブルと解決法

  • サイトにアクセスできない
     DNS反映に時間がかかっている可能性あり。
    数時間〜最大72時間待つ。
  • SSLが有効化されない:
    ドメイン追加時に「無料独自SSL」にチェックを入れ忘れていないか確認。
  • ドメインが反映されない
     ネームサーバーの入力ミスがないかを確認。

まとめ

独自ドメインとXサーバーを紐付ける手順は、

一見複雑に見えますが、流れを理解すれば誰でも簡単に設定できます。

 

「ドメイン取得 → ネームサーバー設定 → サーバー追加 → WordPress導入」

の流れを覚えておけば、次回以降はスムーズに対応可能です。

自分だけのドメインでサイト運営を始め、信頼性の高い発信を行いましょう。