Blog Deletion Report
💥 突然の削除 💥
シーサーブログで5ヶ月運営した
除菌グッズ紹介ブログが消滅した実体験
警告なし・理由不明・問い合わせ回答なし|薬機法と無料ブログのリスクを実体験から語る
「無料ブログは基本的には削除されない」——
そう信じて、私はシーサーブログ(Seesaa Blog)で
殺菌・除菌効果をうたう日用品を紹介する集客用ブログを運営していました。
Twitter集客で順調にPVが伸び始めた矢先、
運営開始から5ヶ月後、何の警告もなくブログが突然削除されました。
Twitterアカウントは無傷のまま残りましたが、
着地点であるブログが消えたことでアクセスは即座にゼロに。
サポートへの問い合わせにも具体的な回答は得られませんでしたが、
振り返ると薬機法(旧薬事法)に抵触する表現が原因だった可能性が高いと考えています。
本記事では、この失敗体験を包み隠さず共有し、
無料ブログのリスク、薬機法の落とし穴、
そして本当に安定したサイト運営のあり方について解説します。
🚨 この記事の結論
殺菌・除菌をうたう商品の紹介は、
自分の体験談であっても薬機法に抵触するリスクがあります。
「個人の感想です」と注記しても免責にはなりません。
さらに無料ブログでは、こうした表現がプラットフォームの自動判定で検知され、
警告なしで削除されるケースがあります。
本格的に商品紹介サイトを運営するなら、薬機法の知識を身につけた上で
独自ドメイン+WordPressなどの自前環境へ早期に移行すべきです。
無料ブログとは:メリットとリスク
無料ブログの基本的な特徴
無料ブログとは、
運営会社が提供するプラットフォーム上で、
無料で開設・運営できるブログサービスです。
代表的なサービスには以下のようなものがあります:
📝 主な無料ブログサービス
- Seesaa Blog(シーサーブログ):複数ブログ運営可能、広告非表示オプション
- はてなブログ:SEOに強い、ブログコミュニティが活発
- FC2ブログ:カスタマイズ性が高い
- ライブドアブログ:広告完全非表示可能(無料)
- Amebaブログ:芸能人利用多数、コミュニティ機能充実
無料ブログのメリットと致命的リスク
初期費用ゼロ、即座に開始可能、技術知識不要、プラットフォームのドメインパワー活用、
メンテナンス不要——これらは無料ブログの大きな利点です。
しかしその裏には、突然の削除リスク・規約変更リスク・サービス終了リスク・
カスタマイズの制限・広告の強制表示という致命的な危険性が潜んでいます。
⚖️ 「基本的には削除されない」の真実
ガイドラインを守って健全に運営すれば、多くの場合は削除されずに長期運営できます。
しかし、「基本的には削除されない」≠「絶対に削除されない」です。
特に健康・衛生系の商品を扱うブログでは、
薬機法に抵触する表現が自動判定で検知されたり、通報をきっかけに
健全に運営しているつもりでも突然削除されるケースがゼロではありません。
私のサイト構成:除菌・殺菌グッズの体験レビュー特化
運営していたブログの概要
私が構築したのは、
除菌スプレー・殺菌効果をうたうハンドソープ・抗菌グッズなどの
日用品を体験レビュー形式で紹介する特化型ブログでした。
📋 サイト構成の詳細
記事タイプ
- 体験レビュー記事:実際に使った除菌・殺菌商品の使用感を紹介
- 比較記事:「除菌スプレーおすすめ5選」など商品を横並びで比較
- 使い方ガイド:正しい除菌方法・効果的な使用シーンを解説
- 新商品紹介:メーカーの新作除菌グッズの特徴をまとめる
記事構成と更新頻度
冒頭で商品の特徴を紹介し、中盤で自分の使用体験を語り、
最後に購入リンクを設置する構成。
1記事あたり1,500〜2,500文字程度で、
「実際に使ってみた結果」を前面に出すのが特徴でした。
初期は1〜2日に1本のペースで記事を投稿し、
新商品の発売に合わせてタイムリーに
記事を作成していました。
問題だった「効果を実感した」系の表現
当時の私は、商品を実際に使った感想として
「殺菌力がすごい」「使い始めてから明らかに改善した」
「これで除菌すると菌が残らない感じがする」
といった表現を記事内で多用していました。
自分で使って本当に効果を実感した体験談なので、
「事実を書いているだけだから問題ない」と思い込んでいたのです。
しかし後から知ったことですが、これらの表現は薬機法(旧薬事法)に
抵触するリスクが極めて高いものでした。
集客戦略:Twitter経由がメイン
集客の要となったのが、除菌・衛生グッズ紹介専用の新規Twitterアカウントです。
「除菌グッズのレビュー・比較情報をお届け」とプロフィールに明記し、
衛生意識の高いユーザーと積極的に交流。
インフルエンザや花粉の時期にタイムリーな情報を発信し、
商品画像を添えたツイートからブログ記事へ誘導する導線を構築しました。
📊 運営3ヶ月目の状況
- Twitterフォロワー:約1,500人
- ブログ月間PV:約15,000PV
- 記事数:約50本
- 紹介商品数:約30種類の除菌・殺菌グッズ
当初の想定どおり、SNS→ブログ→商品紹介の導線が機能し、
「この調子で伸ばしていけそうだ」と手応えを感じていました。
悪夢の始まり:運営5ヶ月目の突然の削除
その日は突然やってきた
運営開始から5ヶ月目のある日、いつものように管理画面にログインしようとすると、
「ログインできません」というエラーメッセージが表示されました。
📅 削除発覚の経緯(時系列)
当日朝(8:00頃)
管理画面にアクセスしようとしたがログインできない。
「パスワードを忘れたのかな?」と軽く考え、パスワードリセットを試みる。
当日昼(12:00頃)
パスワードリセットのメールが届かない。
ブログのURLに直接アクセスすると404エラー相当の状態。
「サーバーメンテナンス中かも」と一時的な問題だと思い込む。
当日夕方(18:00頃)
数時間経っても状況が変わらず、不安になり始める。
Twitterでシーサーブログの公式アカウントを確認するが、メンテナンスの告知はなし。
「まさか削除された?」という最悪のシナリオが頭をよぎる。
翌日〜1週間後
24時間経過しても復旧せず。削除通知や警告メールは一切届いていない。
シーサーブログのサポートに問い合わせを送るも返信なし。
1週間後、削除されたことを確信。
💔 アクセスが即座にゼロになった瞬間
興味深いことに、集客の要であったTwitterアカウントは問題なく利用でき、
警告も凍結もありませんでした。
つまり集客口は無傷のまま、着地点であるブログだけが消えた形です。
Twitterでは相変わらず記事リンクを流し続けていましたが、
リンク先が存在しないためユーザーは404エラーを見ることに。
フォロワーからは「リンクが切れてます」という報告が相次ぎ、アクセスは即時にストップ。
5ヶ月間積み上げてきた努力が、一瞬で水の泡になりました。
削除の原因を推測する:薬機法の壁
サポートからの回答は得られませんでしたが、その後いろいろと調べてみた結果、
薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)に
抵触する表現がブログ削除の原因だった可能性が極めて高いと考えています。
薬機法とは何か
薬機法(旧:薬事法)は、医薬品・医薬部外品・化粧品・医療機器等の
品質と安全性を確保するための法律です。
この法律は事業者だけでなく個人も対象で、ブログやSNSでの発信も規制の対象になります。
薬機法で禁止されている主な表現
第66条:誇大広告の禁止
医薬品等の効能・効果について、虚偽または誇大な表現を
広告・記述・流布することが禁止されています。
これは明示的な表現だけでなく、暗示的な表現も含むとされています。
例えば「殺菌力がすごかった」「菌が残らない感じがする」といった体験談的な書き方でも、
効果を保証していると判断される場合があります。
「個人の感想です」は免責にならない
消費者庁の調査報告書では、「個人の感想です」「効果には個人差があります」等の
注意書き(打消し表示)を付けても、表示全体から消費者が受ける印象によっては
不当表示と判断される場合があると明確に指摘されています。
つまり「自分で使って効果を感じた」という個人的な体験談であっても、
それを広告的な文脈で発信すれば薬機法違反のリスクは消えないのです。
2025年改正でさらに厳格化
2025年5月に公布された改正薬機法では、広告表現の規制範囲がさらに拡大されました。
個人の体験談を根拠にした効果の暗示や、「○○に効く」といった直接的な表現が
新たに禁止対象に加わっています。
ブログやSNSでの個人発信も対象であり、
知らなかったでは済まされない状況になっています。
私のブログで使っていたNG表現の例
振り返ると、私の記事には以下のような問題表現が散見されていました。
当時は「本当のことを書いているだけ」と思っていましたが、
薬機法の観点からはいずれもアウトに近いものです。
❌ 「この除菌スプレーを使い始めてから、家族の体調不良が明らかに減った」
→ 医薬品的な効能効果(疾病予防)を暗示している
❌ 「殺菌力がすごい。使った後のキッチンの衛生状態が全然違う」
→ 殺菌効果の断定的な保証に該当
❌ 「これで手を洗うようにしてから肌荒れも改善された」
→ 「改善」は薬機法上のNG表現(医薬品的効能の暗示)
❌ 「※個人の感想です」という打消し表示
→ 消費者庁は「打消し表示があっても不当表示になりうる」と明言
💡 セーフとアウトの境界線
薬機法の観点で許容されるのは、あくまで「使用感」の範囲です。
「香りが好き」「泡立ちがよい」「容器が使いやすい」は問題ありませんが、
「効果があった」「改善した」「菌が消えた」は医薬品的な効能効果の主張とみなされます。
自分で使って本当に効果を感じたとしても、
それを広告的な文脈で発信した時点でリスクが発生する——これが薬機法の厳しい現実です。
その他の推測される削除原因
原因2:広告リンクの集中
短期間で同じ商品販売サイトへのリンクが大量に増えたため、
スパム的なリンク構造と判定された可能性があります。
原因3:競合やユーザーからの通報
同じジャンルで競合する他の運営者や、
薬機法に詳しいユーザーからの通報がトリガーになった可能性があります。
原因4:自動判定システムの検知
「殺菌」「除菌」「改善」「効果」などの医薬品的キーワードが高頻度で出現していたため、
自動判定システムが「薬機法に抵触する可能性のあるコンテンツ」として
フラグを立てた可能性があります。
失敗から学んだ教訓と対策
この痛い経験から、無料ブログのリスク、薬機法の知識不足の怖さ、
そしてそれを回避するための具体的な対策を学びました。
対策1:独自ドメイン+自前CMSへの早期移行
🏗️ 最も効果的な対策
独自ドメイン+WordPressなどの自前環境へ移行することが最善策です。
自前環境であればプラットフォームの判断で一方的に削除されることはなく、
仮に表現に問題があっても自分で修正する猶予があります。
ドメイン代(年間1,000〜2,000円)+レンタルサーバー代(月500〜1,000円)で、
月1,000円前後で削除リスクから解放されます。
対策2:薬機法の基礎知識を身につける
📖 知らなかったでは済まされない
健康・衛生・美容系の商品を紹介するなら、薬機法の基本知識は必須です。
最低限押さえるべきポイント
- ✓ 「殺菌」「除菌」「抗菌」は医薬品的な効能効果にあたりうる
- ✓ 「改善」「治る」「予防」は使ってはいけない表現
- ✓ 体験談でも効能効果を断定すればNG
- ✓ 「個人の感想です」は免責にならない
- ✓ 安全なのは「使用感」の範囲(香り・泡立ち・容器の使いやすさ等)
対策3:記事バックアップの常態化
💾 バックアップの重要性
万が一削除された場合でも、記事を他の場所で再公開できるよう、
記事の原稿・画像・内部リンク構造・カテゴリー設定・アクセス解析データを
定期的にバックアップすることが重要です。
私の場合、バックアップを取っていなかったため、
5ヶ月分の記事(約80本)が完全に失われました。
この失敗を繰り返さないでください。
対策4:集客経路の多層化
🌐 単一障害点(SPOF)を排除
私の失敗は、「Twitter→シーサーブログ」という単一の導線に依存していたことでした。
メインサイト(独自ドメイン+WordPress)、サブブログ、
メールマガジン、LINE公式アカウント、YouTube、note——
1つのプラットフォームに依存せず、複数の導線を確保することでリスクを分散できます。
対策5:表現・導線の健全化
✍️ コンテンツの質を高める
薬機法に配慮しつつ、ユーザーにとって本当に価値のあるコンテンツを
作ることが最も安全で効果的です。
避けるべき表現
- ❌ 効能効果の断定(「殺菌力がすごい」「菌が消える」)
- ❌ 医薬品的な表現(「改善」「予防」「治療」)
- ❌ 安全性の保証(「絶対安全」「誰でも安心」)
- ❌ 打消し表示に頼る(「※個人の感想です」は免責にならない)
推奨される構成
- ✓ 使用感に限定したレビュー(香り・テクスチャー・使いやすさ)
- ✓ メーカー公式サイトの表現を超えない商品紹介
- ✓ 客観的なスペック情報の整理
- ✓ 適切な引用・出典の明記
まとめ:薬機法の知識なき商品紹介は地雷原を歩くようなもの
今回の経験から得られた最大の教訓は、
殺菌・除菌系の商品紹介ブログは、薬機法という見えない地雷原であり、
無料ブログで運営すればリスクは二重になるということです。
この体験で学んだ5つの教訓:
- 薬機法は個人ブログにも適用される:知らなかったでは済まされない
- 「効果を感じた」体験談もNG:個人の感想でも効能を暗示すれば違法リスク
- 無料ブログは修正の猶予なし:いきなり削除される可能性がある
- バックアップがないと全損:5ヶ月分の記事が一瞬で消える
- 集客口が無傷でも無意味:着地点が消えればアクセスはゼロ
安定運営のための5つの対策:
- 独自ドメイン+自前CMS(WordPress等)への早期移行
- 薬機法の基礎知識を身につける(特に体験談の表現規制)
- 記事バックアップの常態化
- 集客経路・着地点の多層化
- 表現・導線の健全化(使用感の範囲に留める)
私のように5ヶ月の努力を一瞬で失う前に、
まず薬機法を学び、次に安全な環境へ移行することを強くお勧めします。
集客の起点(Twitter等)が無傷でも、受け皿(ブログ)が消えれば結果はゼロです。
「知らなかった」を言い訳にしないための準備が、安定運営の最短ルートです。
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⚠️ 免責事項
本記事は筆者の個人的な体験に基づいています。
薬機法に関する記述は一般的な情報提供を目的としたものであり、法的アドバイスではありません。
具体的な表現の適法性については専門家(弁護士・薬事法務コンサルタント等)にご相談ください。
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削除の直接的原因を断定するものではなく、あくまで個別事例に基づく体験談と推測です。
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早乙女流夜
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