2018年頃から「マレーシア富豪ビジネス」あるいは

「0.027%の世界の株教室」と呼ばれる

ビジネス案件を耳にするようになりました。

 

主に、FacebookやTwitterで案件募集されており

情報が入ってきた当時は

参加者が今ほどは少なかった事もあり

実態のよくわからない案件でした。

 

その後、案件を取り組まれていると思われる方や

この記事にコメントを下さる方

また、この案件に関する掲示板の情報等を参考にすると、

 

考案者とされるのはマレーシア在住とみられる垣内英樹氏で、

関連人物として林健二氏や金山兄弟といった

名前も頻繁に登場しており

この方々がトップ組織として動いていると思われます。

 

そして、実際に取り組んだ人の証言からは、

投資や株式教育とは程遠い内容であり、

高額なコンサルマルチに近い仕組みであることが判明しています。

 

マレーシア富豪ビジネスとは何か?

「株で勝つ方法を学べる」と宣伝されますが、

具体的な株取引に関する取引実績を見せて貰えるわけでは無く

案件を紹介して来る方に関しても

株取引で取引しているようには見受けられない為

実際の仕組みは話だけ聞いていると非常に不透明です。

 

関西や東京、名古屋などで面談を受け、

最終的にマレーシアで垣内氏と直接会うことが

「参加条件」とされるのが特徴です。

 

面談の段階では具体的なビジネス内容は一切語られず

「特別な道具を使えば月収7桁を実現できる」といった抽象的な説明に終始します。

 

尚、面談が設けられている理由としては

情報弱者であるかいなかを見極める部分と

後々、いちゃもんを付けてくるような

面倒そうな人かどうかを見極めるために

設けられているという情報がありました。

 

感情を利用したエピソード

この案件では、垣内氏が過去に投資で失敗し自殺を考えたが、

家族旅行で子どもの寝顔を見て奮起した――

というドラマ仕立てのストーリーが紹介されるケースが多いです。

 

また、金山兄弟が彼に「成功の秘密」を

聞きに行ったという逸話も流布されており、

信頼性よりも「共感」や「感動」を通じて

人を惹きつける手法が取られています。

 

この点に関しても、話をする事で感銘を受けて

お人好しの要素があるかどうかを

見極めるためにも敢えて話すようにしているのでしょう。

 

参加条件と費用

面談を経て承認されると、100万円から300万円という

高額な参加費用を提示されるケースが多く報告されています。

 

しかし、実際に支払った人の声によれば

「株で勝つ方法は学べず、コンサル型のマルチ商法だった」

という証言が大半を占めます。

 

支払った後に後悔しても返金はほぼ不可能で、

損失を取り戻すために他人を勧誘するしかない状況に追い込まれるのです。

 

具体的な被害事例

ネット上や掲示板で共有されている被害事例をいくつか紹介します。

  • 友人に紹介され300万円を支払ったが、株の知識は何も得られず、紹介ビジネスに加担させられた。
  • 株のノウハウを質問したところ「株は甘い世界ではない」とはぐらかされ、まともに答えてもらえなかった。
  • 支払った金額を取り戻すには勧誘活動しかなく、自らも加害者になるリスクを背負わされた。
  • SNS上で実名や顔写真が晒され、詐欺に加担したと批判されるようになった。

 

なぜ信用されてしまうのか?

他の怪しいネットワークビジネスと違い、

マレーシア富豪ビジネスでは直接ある人の多くが

高級品や派手なブランディングを見せびらかさないことが特徴であり、

いい意味でギラギラしていない点にあると思います。

 

見た目は普通の人が多く、ネオヒルズ族系と

部類された人にあるような煽り文句も少なかったため、

「怪しい」という警戒心を持たれにくかったのでしょう。

 

こうした「普通さ」が逆に信頼を得やすく、

多くの人の被害者を生んでしまったと考えられます。

 

私が、この案件に取り組んでいると思われた人も

どこにでもいそうなサラリーマン男性で

普通に話をする分には、特に不愉快に思う事も無く

むしろ楽しくお話は出来た記憶があります。

 

ただ、今になって思う事としては

お金を取り戻さないといけないストレスがあったからか

若干疲れているような表情はしていたのかと思います。

 

参加者の行く末

実際に参加した人は、支払った数百万円を

回収するために勧誘活動を続けざるを得ません。

 

しかし、その行動はすぐにSNSで拡散され、

「詐欺に加担している人物」として批判を浴びます。

 

精神的にも追い詰められ、辞めるに辞められない悪循環に陥ってしまうのです。

 

実際に、掲示板でかなりの人数の名前が

男性女性関係なくピックアップされております。

 

流石に顔までは公開されていない為

完全な身バレまでとはいかなくても

今後、ハンデを背負って活動する事になる恐れもある為、

参加するデメリットは非常に大きいです。

 

今後も繰り返される危険性

マレーシア富豪ビジネスに限らず、

こうした「投資教育を装った高額コンサル型マルチ」は

今後も形を変えて登場する可能性があります。

 

実際に、この案件に関しても

2018年程の勢いは恐らく無いものの

名称を変えて今でも活動している方がおり

完全消滅はしていないようなので注意が必要です。

参加を勧められた場合は、以下の点を冷静に確認する必要があります。

  • 紹介者自身が株取引で実際に稼いでいるのか
  • 投資実績を証拠として提示できるのか
  • 「人を紹介すれば稼げる」と説明されていないか

これらの質問に曖昧な答えしか返ってこない場合、信用に値しない案件と判断できます。

 

まとめ

マレーシア富豪ビジネス(株教室)は、

投資を学べると装いながら、

実際には高額なコンサルマルチにすぎない可能性が極めて高い案件です。

 

被害者は数百万円を失い、さらに新たな参加者を

勧誘しなければならないという悪循環に陥ります。

 

投資や副業を始める際には、必ず信頼できる情報源を確認し、

「本当に稼いでいるのか」を冷静に見極めることが何よりも重要です。

 

一度足を踏み入れると抜け出すのが難しいため、

甘い言葉に惑わされず、慎重に判断しましょう。