Fraud Prevention Guide

投資詐欺・危険案件ハブ
「まさか」は、ある日突然やってくる

騙された人の全員が、「自分は大丈夫」と思っていた。私もそうだった。

なぜ「あの人」に騙されてしまうのか

詐欺関連のニュースや記事を見て、「なんでこんな手口に引っかかるんだろう」と
不思議に思ったことはないでしょうか。私自身もそう思っていた一人です。
ニュースの中の出来事だと思っていました。まさか自分が当事者になるとは、
想像すらしていませんでした。

しかし現実はまったく違いました。
騙された人の多くは、決して耐性がゼロだったわけではありません。
むしろ、「自分は騙されない」という自信がある人ほど、
詐欺師にとっては格好のターゲットです。
なぜなら、その自信が警戒心を緩めるからです。

詐欺師は、いきなりお金を奪おうとはしません。
時間をかけて、じっくりと関係性を構築してきます。
見た目も普通。いかにもアウトロー的な雰囲気は一切ありません。

むしろ清潔感があり、話が上手く、頼りがいのある人物に見えます。
親身に人生相談にも乗ってくれるし、的確なアドバイスもくれる。
気づけば「この人なら信用できる」と思わされている——それが詐欺師の本当の怖さです。

「やっぱりな」ではなく「まさか」だった。
私が騙された時も、知人が騙された時も、全部そうだった。

私自身も、過去に何度もお金を持ち逃げされた経験があります。
そのすべてが、「やっぱり」ではなく「まさか」でした。
信頼していた相手に裏切られる衝撃は、金額以上に精神的なダメージが大きい。

自分自身の「まさか」を繰り返し、同じ「まさか」を経験した知人たちの話を聞き続ける中で、
悪質なビジネス・投資案件には共通するパターンがあることに気づきました。
このページでは、その共通事項を体系的にまとめています。

🔥 実体験レポート ― 私が実際に遭遇した危険案件

以下の3つは、私自身や私の周囲が実際に巻き込まれた案件です。
どれも最初は「まともなビジネス」に見えていました。
その実態を包み隠さず記録しています。

CASE 01

令和の詐欺師・野口聡氏の実態について(相模原在住)

信頼できる人物だと思っていた。相談にも乗ってくれた。しかしその正体は——。
人間関係を巧みに利用する典型的な手口の記録。

CASE 02

マレーシア富豪ビジネス・林健二(0.027%の世界)の実態

「0.027%の選ばれた人間だけが参加できる」——
壮大なスケールで語られる海外投資案件の裏側を暴く。

CASE 03

阿部健二が紹介する株式会社創生支援機構REXの融資案件の実態

資金調達を餌にした危険案件。「融資が受けられる」と
持ちかけてくるスキームの実態を実体験ベースで検証。

🗺 危険案件の地図 ― カテゴリ別の全体像

詐欺・危険案件には様々な種類がありますが、
大きく分けると以下のパターンに分類されます。
手口は違えど、「信頼させてからお金を取る」という本質は同じです。

① 元本保証×高配当型
ポンジスキーム、配当原資不明、実体不透明な「事業投資」。
最初の数ヶ月は本当に配当が出るため、信用してしまう。

② SNS勧誘型
LINE誘導→無料相談→セミナー→高額バックエンド。
段階的に距離を詰め、断りにくい状況を作る。

③ オーナー商法・権利収入型
「何もしなくても配当が入る」を強調。
ネットワークビジネスと組み合わせた複合型も多い。

④ FX・仮想通貨自動売買ツール系
運用実績の粉飾、運営実体の不明瞭さ。
「ほったらかしで月利○%」は基本的に嘘。

⑤ 情報商材・高額塾系
「再現性」を過度に強調。成功者の一部だけを見せ、大多数の失敗を隠す構造。

⑥ 資金調達詐欺
「融資が受けられる」「ブラックでもOK」で近づき、着手金やカード情報を搾取。
資金繰りに困った経営者が狙われやすい。

⚠ 典型手口10選 ― これが出たら赤信号

以下の手口は、私自身の経験と知人たちの被害事例から抽出した「共通項」です。
1つでも該当したら警戒、3つ以上該当したら即撤退を推奨します。

❶ 「元本保証」「必ず儲かる」「年利○%固定」の連呼

❷ 実績がスクショのみ/第三者検証が一切ない

❸ 「今だけ」「人数限定」「紹介者のみ」で意思決定を急かす

❹ 運営会社の登記・所在地・役員情報が曖昧

❺ 契約書を渡さない/重要事項説明がない

❻ 紹介者への高額バック(マルチ的報酬体系)

❼ 「専門家が保証」「有名人の推薦」を匂わせる

❽ 出金遅延を「メンテナンス」「規約改定」で正当化

❾ 批判や質問に「法的措置」で威嚇してくる

❿ ネット上のネガティブ情報を消す工作をしている

✅ 赤信号チェックリスト(自己診断)

2つ以上該当したら要注意。3つ以上なら即撤退を推奨します。

☐ 元本保証・固定利回りを強調している

☐ 運営実体(会社情報・財務)が確認できない

☐ 利益の原資の説明が「アービトラージ」等の抽象的なワードだけ

☐ 契約書・特定商取引法の表記が曖昧

☐ 着手金・保証金名目の先払いを求められる

☐ 紹介報酬が多段階で高額

☐ 「今だけ」「招待制」「枠が残りわずか」で急かされる

📜 関係する主な法律(概要)

出資法 — 高金利の金銭貸借や無登録での利息収受は違法に該当し得る。

金融商品取引法 — 有価証券や集団投資スキーム持分の無登録勧誘・虚偽表示など。

特定商取引法 — 情報商材・連鎖販売取引・通信販売の表示義務など。

景品表示法 — 著しく有利な表示(優良誤認・有利誤認)の禁止。

資金決済法・犯収法 — 暗号資産交換業等の登録、本人確認義務など。

※上記は概略です。判断が難しい場合は弁護士等の専門家へ相談してください。

📂 実例カタログ ― 当ブログの全分析記事

🔴 投資詐欺・資金運用系

🟡 資金調達詐欺・注意案件

🟢 ネットワークビジネス・MLM

🟣 情報商材・高額塾系

🔵 SNS型詐欺・クレカ悪用・その他

🆘 被害に遭ってしまった時の初動フロー

万が一被害に遭ってしまった場合、最初の72時間が勝負です。
感情的になる前に、以下の手順を冷静に実行してください。

① 証拠を保存する
支払い・送金・出金依頼のスクショ、明細書、契約書、
メールやLINEのやり取りをすべて保存。
相手がアカウントを削除する前に必ず。

② 相手との連絡手段を記録する
電話番号、メールアドレス、SNSアカウント、会った場所、
相手の容姿や名刺情報なども記録。

③ 専門窓口に時系列で相談
消費者ホットライン(188)、警察相談窓口(#9110)、弁護士。
相談は感情ではなく事実ベースで。

④ 支払い手段の取り消しを確認
クレカ決済はチャージバック可否、銀行振込は振込取消可否を即日確認。

⑤ SNSでの感情的な攻撃は控える
相手を攻撃すると逆に訴訟リスクを抱える場合がある。
発信する場合は事実ベースで冷静に。

🛡 SNS・コミュニティでの「衛生管理」

🔹 DMでの投資誘導リンクは基本スルー。やり取りは公開の場で。

🔹 著名人名義の偽アカウントに注意。認証マークと過去投稿の履歴を必ず確認。

🔹 友人・同僚からの勧誘であっても、判断基準は同じ。
「契約書と原資の確認」が最優先。人間関係への配慮よりも、自分の資産を守ることが先。

最後に ― 「まさか」を「やっぱりな」に変えるために

私が過去に騙された時、全部「まさか」でした。
信頼していた人に裏切られ、お金を持ち逃げされ、精神的にも打ちのめされた。
何度も経験して、ようやく気づいたことがあります。

詐欺師は「いい人」の仮面をかぶって近づいてくる。
見た目では判断できない。だからこそ、人ではなく「仕組み」を見る目が必要です。
契約書はあるか、原資は何か、なぜ自分に持ちかけてきたのか——
感情ではなく事実で判断する習慣を持つこと。

このページが、誰かの「まさか」を未然に防ぐ防災マップになれば。
そして、すでに被害に遭ってしまった方が、
次の一歩を踏み出すための参考になれば幸いです。

成功も失敗も、全部記録。これが私のスタンスです。

― 早乙女流夜(さおとめ りゅうや)

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