大阪梅田

※大阪梅田にて昨晩は夕食

 

弁護士や、司法書士等のいわゆる士業と言えば

以前は資格を取ってしまえば

仕事に困らないと言われる程

安定しており魅力のある職業でした。

 

その為、今でも資格取得の為に

高い授業料を支払い学校に

通われる方もいらっしゃると思います。

 

しかし、今は正直士業は他の業種に比べると

仕事が一切無くなってしまうという

リスクが少ない点では安定しているという

見方が出来るかもしれませんが、

 

以前程稼げる職業では無くなってきており

資格さえ取れればすぐに独立して

生計を成り立たせることが厳しくなってきております。

 

士業が下火になりつつある原因として

個人的に感じる部分としては、

有資格者が増えていることもありますが

報酬単価が非常に低くなっている事と

取り組むべき業務内容が増えており

割に合わない点です。

 

若くして有資格者となり独立された方は

最初から仕事を安定して

頂けるわけではありません。

 

仕事を取るために営業をかけると

当然、既存の頼んでいる士業の方と

比較をされるわけですから、

差別化を図るために報酬単価を

下げざるを得ません。

 

また、他の士業の方が面倒もしくは出来ないと

判断した内容の仕事を回されるため

非常に効率が悪い仕事を回されます。

 

この流れが徐々に浸透してきたことで

報酬単価が低くなるのが当たり前となり

本来取り組むべきではない内容の

業務内容も引き受けるのが

当たり前な環境になってきます。

 

私の知っている業種でも

20年くらい前では50万円で

引き受ける事が出来た仕事が

現在は20万円代を切っているという

ケースがあり半分以下の

報酬単価になっております。

 

つまり業務量が増えている割には

それに見合った報酬が貰えないのが

今の士業の現実問題です。

 

ある程度、下地が出来ており

お客様との信頼関係も出来ていれば

多少のこちらの言い分も

聞いてくださる可能性もありますが、

 

基本的にはこちらの主張を

強く出してしまうと継続的に

仕事を取る事が出来なくなってしまいます。

 

仕事を出す側としては他にも

代わりに言う事を聞いてくれる

有資格者はたくさんいるという考えなので

言い分を聞いてくれないのであれば

相手にしないというスタンスです。

 

そのくらい今の士業は弱い立場に

置かれているという事です。

 

今でも一応「先生」とは呼ばれますが、

昭和や平成初期時代の頃のように

先生風を吹かせる事は出来ず

ビジネスというよりは

ボランティアに近い状態です。

 

以前は、私も色々な資格を取得して

収入アップを目指そうとしていた

時期もありましたが、

周囲の状況を見てその考えが

無くなってしまいました。

 

自身が有資格者となる事で

ビジネスチャンスを

広げる事が出来る内容もありますが、

 

それであれば仕事を取ってきて

有資格者に業務をふった方が

他の仕事も出来るというのが

今現在の私の考えです。

 

よく、20代前半から30代前半の

士業を目指している方に

士業の現実を伝えると

資格の勉強に手が付かなくなった

と言われるのですが、

 

士業の現実を早い段階で気づいた方が

無駄な人生を過ごさなくて済むと思います。

 

現実を知ったうえでも

自分にはこの道を突き進みたいと

思えるのであれば

頑張って資格取得を目指すべきですし、

 

資格を取ったとしても

今後の生活に不安を感じるというのであれば

別のやりたい仕事を探した方が

良いと個人的には思います。