2002年頃だったと記憶してますが、

当時はまだ大学生で地方のMTGの大会にたまに出ていました。

 

今考えればもっと積極的に大会出ておけば良かったと思いますが

当時はアルバイトを優先していたこともあり

先にアルバイトのシフトを決めてしまい

後から大会がある事を知らされ大会出場辞退という感じでした。

 

その為、大会に出れる時は勝てるかという緊張感と

大会に出れて嬉しいという気持ちを持ちながら

大会に出ていた記憶があります。

 

大体6回戦ある中でいつも3勝3敗とか

2勝4敗という微妙な結果ばかりの中で

一度だけ4勝1敗1引き分けという時がありました。

 

その時に使ったデッキがミラーリの目覚めとミラーリで

アドバンテージを稼ぎ勝ちを目指すWakeデッキでした。

 

かなり前の事なので記憶が曖昧な所もありますが

デッキリストを紹介したいと思います。

 

<メインデッキ>

正義の命令:2枚

ミラーリの目覚め:3枚

ミラーリ:1枚

対抗呪文:3枚

魔力の乱れ:4枚

堂々巡り:4枚

嘘か誠か:3枚

一瞬の平和:3枚

新たな信仰:3枚

狡猾な願い:4枚

神の怒り:4枚

綿密な分析:2枚

沿岸の塔:4枚

エルフィルムの宮殿:2枚

アダーカー荒原:4枚

低木林地:2枚

島:6枚

平地:4枚

森:2枚

 

<サイドボード>

藪跳ねアヌーリッド:3枚

対抗呪文:1枚

嘘か誠か:1枚

新たな信仰:1枚

一瞬の平和:1枚

好機:1枚

洞察のひらめき:1枚

天啓の光:1枚

クローサ流再利用:1枚

懲罰:1枚

解呪:1枚

綿密な分析:2枚

 

地方大会の場合、色々なパターンのデッキがあり

全体的にビートダウン要素が強いデッキが多い傾向がありました。

 

その為、序盤魔力の乱れや対抗呪文で

クリーチャーを打ち消すことが出来れば

中盤から後半にかけては多少相手に場面をリードされても

この神の怒りでリセットをする事が出来たので

勝率を上げる事に成功しました。

 

今はルール変更で出来なくなりましたが、

私がやっていた当時は

ミラーリの効果で狡猾な願いを打てば

1枚目の狡猾な願いはダメですが、

 

2枚目以降の狡猾な願いに関しては

既に使用した狡猾な願いをミラーリモードで

手札に加える事が出来たので

 

ほぼ全てのインスタントをサイドボードから引っ張り

圧倒的なアドバンテージを得る事が出来ました。

 

特に洞察なひらめきからのフラッシュバックモードで

インスタントである対抗呪文や嘘か誠かを追放し

それをさらに狡猾な願いのミラーリモードで手札に加えれば

まず負ける事がありません。

 

ライブラリーが無くなりそうになったら

クローサ流再利用をミラーリモードで唱えれば

ライブラリーアウトも逃れる事が出来ます。

 

クローサー流再利用を使用して

神の怒りや正義の命令を戻して再プレイしたのは

本当良き思い出です。

 

後は、地味に強さを感じたのが

サイドボードの藪跳ねアヌーリッドです。

 

 

当初このデッキにこのカードの採用は全く見当しておりませんでしたが

コントロール系のデッキに物凄い強いという情報を入手して採用しました。

 

コントロール系に関しては当時白黒コントロールデッキが大会では多く

白黒コントロールでは手札破壊とクリーチャー破壊から

白の大型クリーチャーで殴るか

消えないこだまでキーカード全滅狙いという感じの

コンセプトのデッキでしたが、

 

序盤から手札破壊で打消し呪文とドロー呪文が捨てられ

神の怒りもあまり効果が無く

ミラーリの目覚めとミラーリを貼って

ミラーリモードを目指すのが非常に困難であり

かなり苦しい戦いを強いられる中で、

 

3ターン目に場に出して相手にプレッシャーを

かける事が出来たのは本当に強かったです。

 

対処するには相手も神の怒りをプレイするしかありませんが

手札を2枚捨てれば避ける事が出来ます。

 

しかも手札はもともと捨てられる前提なので

アグレッシブに捨てる事が出来るのは強みでしょう。

 

特に綿密の分析との相性は非常に良く

手札に来た綿密の分析を

アヌーリッドの効果で捨てさせ

フラッシュバックで手札を補充し

それをまたアヌーリッドの効果にあてる流れは

対戦相手も非常に嫌がっておりました。

 

Wakeデッキに関しては途中で7版から8版に切り替わり、

大幅にカード変更がされてからは

以前ほどの強さは無くなってしまいましたが

それでも色々と試行錯誤した思い入れのあるデッキです。

 

今は狡猾な願いを利用したミラーリモードが出来ない事と

スピードがかなり遅いデッキの為

あらゆる環境で使われることは無いと思いますが

ファンデッキとして使う分には今でも楽しいかもしれませんね。