キャッシュカード及び暗証番号を

事前に預ける事で融資が受けられるという案件を

紹介されておられる方がおります。

 

私が実際に紹介を受けた際には

信用情報に異動がついていても

借りる事が出来るという形での紹介を受けました。

 

キャッシュカードを事前に預かる理由としては

融資に成功し着金した後に

成果報酬を支払わずに逃げる可能性がある為

担保という形で預かるという言い分です。

 

特殊詐欺に使われる可能性がある

渡すキャッシュカードの残金を0にすれば

勝手にお金を使われる可能性が無いと思い

キャッシュカードを渡し暗証番号も

教えてしまう方がいらっしゃるようですが、

 

注意しなければならない部分としては

自分自身の現金が使われることが無くても

特殊詐欺の振込口座として

使われてしまう可能性がある点です。

 

特殊詐欺の振込口座として使われてしまい

被害届が出されてしまうと

口座が凍結されてしまうと当時に

新規で口座を作る事が出来なくなってしまいます。

 

仮に警察に事情を説明して自分自身が

特殊詐欺そのものに関わっていない事を伝えても

犯人が捕まらない限り

口座が作れなくなるペナルティーは解除されません。

 

また、新規口座開設が出来なくなるだけではなく

融資も受けられなく可能性もあります。

 

実際に私の知人が紛失したキャッシュカードが

特殊詐欺で使われていることが発覚したがために

新規口座の開設が出来ず、大方決まっていた融資の

案件も駄目になってしまったケースがあります。

 

そもそも融資実績はどうか?

キャッシュカードを事前に渡す融資案件に関して

大きなデメリットがある事を把握せず

取り組んでしまった方もいらっしゃいますが

融資に至ったというケースはまだありません。

 

恐らく今後もまともに融資に至るケースは無いでしょう。

 

融資に至らないどころか

キャッシュカードが戻ってこなく連絡が取れなくなり

警察に被害届を出している状態です。

 

キャッシュカードと暗証番号をセットで渡すという事は

特殊詐欺で使われる可能性がある事を

念頭に置いておけば似た手口の案件を

仮に紹介されたとしても被害を防ぐことが出来るでしょう。

 

特にTwitterのタイムラインで紹介されている

ブラック向け融資案件でこの手口の案件が

紹介されていることが多いので、

 

仮にキャッシュカードと暗証番号をセットで

事前に渡す事で融資が受けられるという案件を

紹介された場合は絶対にやらないようにしましょう。

 

2020年1月から4月までの期間で

この手の資金調達案件に関して

既に3回程紹介されております。

 

案件を紹介されている方は

キャッシュカードが戻ってこない可能性について

全く思いつくことなく紹介しているケースが多い為

本当に注意が必要です。

 

仮にキャッシュカードが戻ってこなかったとして

ブローカーの方に対して責めたとしても

最終的には自己責任で片付けられてしまいます。