ビジネスや投資系のライングループで多いのですが、

個人投資家を名乗る方の運用による投資案件が

結構紹介されております。

 

例えば個人トレーダーがFXで運用を行い

月利5パーセント出資金に対して

毎月配当を渡すといった形です。

 

FX以外で私がこれまで聞いたことがあるのは

BOや株取引、ブランド転売があります。

 

案件にもよりますが大体が100万円から

スタート出来るものが多いです。

 

他人からお金を集めて投資を行う場合には

免許登録が必要とされておりますが

SNS等を通じて不特定多数の方に対して

紹介されている案件については

免許登録を行っていないものが圧倒的に多く

そもそも案件として紹介するのにふさわしくないのが現状です。

 

紹介料制度の問題点

最低投資資金が100万円からの案件が多いことから

ほとんどの方がすぐに資金の用意が出来ず

断念せざるを得ないのが現状です。

 

運用する側としては当然資金が欲しいわけですから

紹介料制度を設けることで

資金の用意が出来ない方に対してはアプローチをかけます。

 

先ほどもご説明させて頂きましたが

投資案件として紹介されているものの多くが

免許登録をしっかり行っていないものが多いため

出資法違反に該当してしまいます。

 

そして、この出資法違反に関しては運用先は勿論ですが、

運用先に出資者を紹介した紹介者も同様の

ペナルティーの対象に該当してしまう場合があります。

 

よって紹介料制度にうまみを感じて

積極的に案件を紹介してしまうと

自分自身も出資法違反に該当し

ペナルティーを受けてしまう恐れがあります。

 

これが紹介料制度の問題点であり

この点に気づかず案件を積極的に

紹介されている方が非常に多いという事実があります。

 

実際の所、運用先に出資者を紹介している

紹介者の方も運用先にお金を預けているケースが多く

運用に失敗してしまったり、

お金を持ち逃げされてしまった際に

運用先を訴えてお金を取り戻そうと

アクションを起こそうとするのですが、

 

運用先を責めてしまう事で

自分自身にも火種が来てしまう恐れがある為

泣き寝入りしている方も多くいると聞きます。

 

免許を持っていない運用先に

出資者を募集して紹介してしまった段階で

その人は加害者になってしまう恐れがあります。

 

その為、自らが出資しており

運用先に出資者を紹介している状態で

運用先が悪意を持って運用資金を

持ち逃げしてしまった場合、

その方は被害者であり加害者にもなってしまうわけです。

 

このようなケースが非常に多い為

現実問題として警察に相談しても

積極的に動くケースがほとんど無い為

 

逮捕者が出る事は今の所ほとんどありませんが

大きなリスクを潜んでいることは

念頭に置く必要があるでしょう。

 

私自身の体験談

私自身も知人のFX関連の投資案件に投資して、

後から詐欺だとわかり投資詐欺に詳しい方に相談しましたが

私自身が運用先に対して紹介者を出していないかどうかを

一番最初に徹底的に聞かれました。

 

幸いに、私に関しては投資案件をやっていることは

友人・知人には教えておりましたが、

大口からの募集という事もあり

案件を紹介して欲しいという方がいなかった為

紹介者を出すことなく加害者にならず良かったと感じております。

 

この経験がある為、今現在は身近の人間から投資案件を紹介され

出資者を紹介して欲しいと言われても

一切動かないようにしております。

 

もし、あなた自身が今現在投資案件を

積極的に紹介しており紹介料を貰っているようであれば

今すぐ紹介するのを止めた方が良いでしょう。

 

投資案件に関する被害に関しては

日本の場合は残念ながら警察は

あまり積極的に動かない傾向がある為、

 

案件を紹介しただけでは逮捕に繋がる

可能性が高いかと言われれば低いと思いますが、

最大限リスクを考慮するのであれば

出資法違反で逮捕される事を考慮するべきでしょう。

 

そもそも、本当に儲かる案件であれば

面識の無い第三者からお金を集めず

一部の身内のみで案件をスタートするはずです。

 

一般応募している段階で

罠が潜んでいると疑う様にまずはした方が良いでしょう。

 

実際に投資案件にお金を投じて

失敗した私だからこそ言える事です。